あるBOX(改)

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感想:「粟生隆寛vs上野則之」

2007年11月05日 | ボクシング
粟生の2度目防衛戦、判定勝ち

粟生隆寛(帝拳)vs上野則之(ワタナベ)戦
まぁ、相手は戦績よりイイ選手で。
活きの良い左は時々粟生を捉えていたので
(顔背けで芯は外してたけど、反応してないシーンもあったしな)
シャットアウトならず・・・は仕方ないが。

念願のKO勝ちならなかったのはツライところ。
勝者インタビューでも「また倒せずスミマセン」のノリだったが。

有効打あっても打ち抜きに物足りなさが残るから、あんなトコロか・・・って気もします。

TEIKENホープのツライとこ。
ボクサータイプでもKOを求められちゃう。
しかも正攻法で。

右フックも以前より良くなったと思うが。アッパーも良く出てはいたが。
なんか、やっぱり淡白な印象は拭えない。相手より手数は出てたが。

「真っ向から攻めて倒す」より
「相手の死角からしつこく連打を繋げる」方がストップ勝ちを狙えると思うんですが。
あとは「カウンターのタイミングを磨く」か。

まぁ、両者キビキビしてて。悪い試合ではないと思いました。

そして
気になったのが日テレ実況の「フェア精神」。

TBSほどじゃないが
もともと日テレも「帝拳選手寄りの実況」だった印象あるが
なんか今回の解説では、浜田さんが「相手もこんな風に攻めれば」みたいな事を何度も言うので驚いた。

まぁ、F原田さんは、元々負けてる方が攻めて出ると「よし、ほら行け!頑張れ!」の人だから、まんまな解説だったが。

それでも試合後、相手コーナーに向かう粟生を、やたらと「これがスポーツマンシップ」とベタ褒めしたりして

『TBSの偏向実況』を反面教師にしてるのが、あからさま!

その辺は
ちょっち気持悪かったTV観戦でありました。