あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ドラマ『ゲゲゲの女房』終了

2010年10月09日 | 生活
これまた
いささか旧聞に属するが

9月25日でNHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』が終了した

いやぁ
久々にドップリと嵌ったドラマでした
全てがツボと言っても良いドラマでした

劇中の『水木プロ20周年パーティー』なんて良かったね
歴代の出版関係者、アシスタントが登場し
懐かしいやら嬉しいやら

エンディングに鬼太郎たちも登場し
大満足の大団円



強いて不満を言うならば
売れっ子小説家・荒俣宏が「弟子にしてください」と水木宅を
訪れたエピソードとか
登場させてほしかったかな

荒俣さんの著書を知っていた水木先生は大喜びで快諾
『博物学者」にして「帝都物語の作者」の荒俣さんの弟子入りで

ますます不思議な名所巡りが活発になったって話しだもんなぁ

そういや『20周年パーティー』には
向井理クン演じる水木しげると談笑するベレー帽の先生の姿があったな

モロ、『手塚治虫先生』じゃありませんか

もう笑うしかありませんわ
劇中では紹介されてないが、あの時代でベレー帽かぶる漫画家といえば
ズバリ手塚先生ですからなぁ

しかし「嫉妬深い」として有名な手塚先生
他の作家がウケると
「なぜ受けたんだ?何が面白いんだ?」と周囲の関係者に詰問してたそうな

~で
「オレも同ジャンルを描いてやる!」とライバル心を燃やした・・・とか
これを自分の影響受けた若手作家相手にもヤらかしてた・・・ってんだから
まぁ、業の深い人物でしたなぁ

水木しげる先生に対しても同様で
貸本漫画からやってきて、自分とは似ても似つかぬ作風の相手なれど
(水木先生自体が手塚マンガの影響受けてない『稀有な存在』ですからなぁ・・・)

「自分も妖怪物を描く!」といって「どろろ」を描き上げたそうな
これがまたメチャメチャ面白い傑作

天才が天才にインスパイアされる・・・凄い時代です

さらに「オレも」と妖怪物に挑んだのか
永井豪ちゃんまで『ドロロンえん魔くん』を描き上げちゃった

これまた豪ちゃんらしく色っぽさもある傑作で
どこまで凄い連鎖なんだよ・・・と

今更ながら呆れ果てますわ

そんなワケで久々にワタクシお絵描きしてみました



ゲゲゲの鬼太郎
下絵の鉛筆に消しゴム掛けると滲むので
ちょっと そのままでUP

つ~か
『豪ちゃんが描いた鬼太郎』のイメージ

最初こんな風で
ここから、えん魔くんになったのな?

そ~いや『ドロロンえん魔くん』って
アニメ化されるのな 
これまたスターチャイルドで

「企画進行中」とか公式ページで発表されてましたわ

絵柄は・・・けっこう豪ちゃん絵に近い感じ

う~ん 豪ちゃんファンとしては嬉しいが
むしろ「えん魔くん」こそ萌え絵にしてイイんじゃない?

雪子姫とかさぁ・・・
改めて萌え絵で見たい気もするんだよなぁ