あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

カウントダウンジャパン2010に行く④

2010年12月30日 | 邦楽
ホワイトステージで見たは
マキシマム・ザ・ホルモンとザ・ハイロウズ

まずホルモン 満員だ 凄い熱気だ
演奏も音圧が凄い 旬のバンドが持つ勢いが凄い
ドラムは人妻ナヲちゃんだがひたすらパワフル

ナヲちゃんの出産やメンバーの新型インフルエンザ感染などで
一時期活動が滞っていたホルモンだが
その鬱憤を晴らすかのような轟音 そして合間の面白MC

ナヲちゃん、「3度のメシよりメシが好きィィィィ―――――!!」
ダイスケはん、「ケータリングの寿司サイコ――――!」
「食べ盛りのマキシマム・ザ・ホルモン、まだまだ食えます―――!」



ハードでミクスチャーでエネルギッシュな演奏は一気に爆走
最後の曲は、なんと嵐のデビューソング!

ふざけてくれるな~と感心してたら

あっという間に持ち時間終了
濃密な時間であった 客の密集度も凄かった よく集まってたわ

相変わらず持ち時間厳守でアンコールなどない各出演者
清掃も行き届いているし オーディエンスも行儀が良い
本当に良く統制されたイベントだ



ホワイトステージ下の床に根っ転がって暫し休憩する我々
仕事帰りの私、腰の痛みがあるので自重

機材チェックが終わり
次はザ・クロマニヨンズ

ヒロトが出てきて、マージーが出てきて
ヒロトが一声 「日本代表、ザ・クロマニヨンズです!」

最新アルバムから一気に4曲を演奏し
「お言葉に甘えまして、もう1曲」とヒロト

もうベテランなのに現役感バリバリ 
常にシンプルで瑞々しい楽曲を作り続けるクロマニヨンズ 
本当に凄いわ

歌詞も「君ガソリン、俺カレー」
・・・すげえ

そして『グリセリン・クイーン』の見事すぎるサビの歌メロ
ひたすら前へと驀進するクロマニヨンズ

虚飾なし
パンクやロックンロールやストーンズを受け入れて、ロックンロールその物になったクロマニヨンズ

歌詞はひたすらシンプルに
意味さえ無くなっていき とことん初期衝動に忠実に
ロックンロールを表現していくクロマニヨンズ

途中で何回かマーシーのギターに不具合あって短い中断あるも
ヒロトは「今、宇宙人が観に来たみたい! ちゃんと金払えよ!」
「今、宇宙人は追っ払った。地球人のみんなで楽しもうじゃないか!」と
自然なMCで擦り抜ける



ファンも曲の合間に「マーシー」「ヒロトー」と良く声掛けしておる
彼らのことが本当に好きなんだなぁ

ヒロトも呼ばれて「なに?」と返事

短い曲と短い合間のMCでトントントンとステージは進む
ヒロトのブルース・ハープと、マーシーギターの掛け合いも凄くゴキゲン

いやぁ、ライヴは初めてだが
やっぱ、いいバンドだねクロマニヨンズ

途中で上半身裸になったヒロト あいかわらず細い 
そして軽々とジャンプを続けている

あの身体のどこに あんなエネルギーがあるのかと
不思議になるほど細い

曲ごとに「ありがとう!」と これまたシンプルに礼を言うヒロト
持ち時間終了で また「ありがと!」

いやぁ、良いものを見た

お目当てグループは全てベストなパフォーマンスを見せてくれた
最高

19時過ぎ まだイベントは続いてきたが
私は明日の仕事もあるし ちびスケも眠そうだし
我々はここらで離脱 電車で撤収

帰りの車内は空いていたので座って爆睡
ちびスケも私のヒザで熟睡

満腹で帰ったから
家に戻っても 菓子食って お茶してノンビリ過ごし
みな深夜に就寝

ああ、いい1日でありました

カウントダウンジャパン2010に行く③

2010年12月30日 | 邦楽
おもわぬ顔田登場に感激する我々

顔田JAPANもMETALを掛けながら『Xジャンプ』を連発
これまた会場は盛り上がっている

両手を左右に振って同調するオーディエンス!
凄い!過去最大級の盛り上がりっぷりじゃないか!

連れは「これじゃ『あなたの夢、叶えます』じゃん」と爆笑
しかし顔田は声もイイね!

阿部もだけど
大会場でも声が通るのは演者としては最高の特質だな
残念ながら松尾スズキは声がこもってて
けっこう何を言ってるのか分からない



そして

DJブースに緑と黄衣装2人組が登場
クドカンと三宅のラップユニットと聞いて
期待してたら期待通りのパフォーマンス

いやぁ、いろいろと凄いメンツが大集合だ!!

再び松尾スズキが衣装チェンジして登場

「紅白リハーサルに行く途中で車に追突された」という
和田アキ子さんネタじゃないのか?・・・と思ったが

「みなさん、こんばんは」と中森明菜の物真似で挨拶
これは、なかなかしんどくて
私は途中で睡魔に襲われウトウト、フラフラで記憶が飛んだ



そんな私を起こしてくれたのが
松尾スズキ・猫背・顔田メンバーでの『パフューム』
『チョコレイト・ディスコ』の当て振りに場内大盛り上がり

予想以上のパフォーマンスに
私は「もう元は取ったぞ」と感慨を深めていた・・・



そして
合間の食事も楽しみの一時

相変わらず屋台が充実しているカウントダウンジャパン

私は暖かい鶏そば 
炭火焼の鶏が香ばしくて美味い!

食べるコーナーもテーブルと長イスが充分にあるので余裕で座れた

結局この後2組のライブを見た後も
帰宅前の腹ごなしで麦とろを食った私

梅肉オクラかけで800円 ソフトドリンクが200円
ちびスケと連れは
ステーキプレートをガッツリ食って満足の様子

しかし、周辺のお客もしっかり食べてるな
本日の動員数が3万人以上だから、そうとうの売り上げだな



グッズ販売も行列できてたし
ロックフェスは大きなイベントとして経済効果も凄いな

さすがロッキンオン社長の渋谷さん、実業家だ
ちょっとフェスバブルな気もするが

カウントダウンジャパンとロッキンオンジャパン、そしてフジロックは
完全に定着した感じだなぁ・・・

カウントダウンジャパン2010に行く②

2010年12月30日 | 邦楽
続いてはDJブース

松尾スズキと河合克夫のユニット『チーム紅卍』

まずは某戦場カメラマンの格好をした河合が
ゆったりと丁寧な物真似で登場

「出オチですから、もう何もありません」と
DJセットの前から松尾を迎え入れる



松尾は坊主頭 ラメ入りスーツ

マイクを持って深々と「申し訳ありません」と御辞儀
ああ、また海老蔵ネタですか

同じ大人計画のグループ魂と被っとるがな
しかし、さすがは主宰の松尾スズキ

ネタの畳み掛けが執拗だ

レポーター役の河合克夫の質問に次々と珍妙に答え
場内を大笑いさせる

「あの日の自分に何といいたいですか?」
「おまえ・・・出かけたら殴られるぞ。いっぱい、いっぱい殴られるぞ」

「リヨン容疑者をどう思いましたか?」
「思ったより・・・黒かったです」

ああ松尾だ 
50才を前にしてなお、お笑いを忘れてない
コント台本やってた松尾スズキがここにいる

最近ウツ気味だから心配してたが
なんのなんの元気だ



さぁ、音楽がスタートした
松尾が踊りだした

動きがイイ 切れがある
手足が妙に細長いからクネクネと気持ち悪い
やっぱり動きが面白い

松尾スズキの面白ムーヴに衰えなし!



松尾スズキは衣装をチェンジして次々とキャラ変更

女性を伴って「典子!典子!」と連呼
おお、猫背椿じゃないか!!

大人計画の看板女優
オバサンからブサイクからボディコンから、
あらゆる役をこなす猫背の登場に盛り上がる私と連れ



ハイ、我々は二人とも劇団大人計画のファンだったのです

「おい、キス」で
猫背は松尾とブッチュ~!!

ざわめく会場

さすがだ
これが出来るのが劇団大人計画のメンバーだ

最近はメジャーになって芸能人や女優や歌舞伎役者も出たがる大人計画だが
生ゴミでも食うのが純正メンバー

ここでまた松尾スズキの歌とダンス
安全地帯の曲に合わせ、またもクネクネと踊って喝采を浴びる

どんなオーディエンスなんだ?みんな松尾スズキがそんなに好きなのか?
松尾スズキの動きで「ウォ―――――!」と歓声が上がっておるぞ

そして登場したのが
これまた大人計画の純正メンバー

『顔彦JAPAN』の登場だ!
うおおおおおお、これはもう『大人フェスティバル』じゃないか!!

カウントダウンジャパン2010に行く①

2010年12月30日 | 邦楽
家族3人で幕張へ

海浜幕張駅で降りたら、もう行列



我々のお目当ては

グループ魂
チーム紅卍
マキシマム ザ ホルモン
ザ・クロマニヨンズ



オープニングはグループ魂

港カヲルが先行トークで場を暖める
「おっぱい元気?」「チ○コ元気?」と男女オーディエンスに
交互に呼び掛けて、シモネタ全開のステージ開始

ああ・・・教育に良くない



メンバーの阿部サダヲが甲高い声で叫ぶ
「もういいよ! 海老蔵問題」
「レポーターに『当日の自分に何と言いたいですか』と言われれても海老蔵さんは『行けよ』としか言わないでしょ――!!」
「そういう人です」「いずれは人間国宝になる方です!」と落語のマクラみたいな時事ネタを炸裂させるメンバー一同



「どうでもいいよ! 水嶋ヒロの小説」
「でも売れてるらしいよ」
「じゃあ、この会場内で買ったヤツ居るのか!手を上げろ!」

「ふぅん、こんなもんか」と納得する阿部
合いの手をいれるクドカン



グループ魂
元々がこういうネタをやってた方々です
歌・・・は『君にジュースを買ってあげる』がポップでイイなぁ

演奏・・・は、ひたすらイキが良く屈託なく
理屈ぬきで楽しめた45分でありました