あるBOX(改)

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高山勝成の特番放送

2014年08月16日 | ボクシング
IBF・WBO統一戦に挑んだ高山勝成(仲里)の特集番組が、
2014年8月16日、オンエアされた。
TBSのドキュメンタリー番組「バース・デイ」スペシャル版で
メキシコでの統一戦を取り上げる形で放送された。

2013年にメキシコでIBFミニマム級王座になった高山は
海外経験も豊富だし、統一の期待も充分だったが
番組では試合前に見つかった中出博啓トレーナーの動脈瘤手術など
試合にまつわるエピソードもあり、
選手とセコンドの絆に感じ入るシーンも多々ありました。
※すごい初期からのコンビだったんですね・・・

2014年8月8日、メキシコ・モンテレイで行われた統一戦
WBOミニマム級王者、フランシスコ・ロドリエス・ジュニアとの
対戦は、やはり楽な試合にはならず。

中監距離から飛んでくる左フックがタイミング合ってしまい
高山が不覚のダウンを喫したのが試合を象徴するシーンとなってしまった。

※高山がインターバルで西出氏に「どうしましょ?」と尋ねてるのに
 具体的な指示が聴こえてこなかったのは気になったなぁ。
「そこは試合の中で自分が感じなさい」って事だったのか・・・。

もっとも高山もさる者、回転の速い連打や開始ゴング直後の奇襲で
ロドリゲスを後退させるシーンもあり。
ゴング直後の奇襲ではWBO王者が尻餅を着いたりして

あれをダウンに取ってくれたら・・・とも思わされた。
※そこでノーナックダウンになるのがアウェイなんだよね・・・

試合全般で細かく浴びた左フックがポイントを分けたか、
結局判定はロドリゲスに上がり、高山は王座を失った。

しかし、試合後には高山と中出トレーナーは前を向いていた。
両者のコンビはこれからも不滅、またチャンスを求めて出発する
・・・そんな印象で番組は終わった。

ベテランとなった高山とて、まだボクシングに課題あり。
右を強く打とうとすると軸に影響が出る・・・など陣営は
承知しながらも軽打の克服に腐心している様子。

課題が同じまま挑戦を続けても、同じ結果が待ってるだけだから
これはリング上で形になるまで練習して貰うしかないね。

ともあれ、敵地で堂々と戦う高山はカッコよかった!
ラウンドガールのオネェちゃんはキレイでスタイル最高だった。

勇気ある挑戦、私的には賞賛しかありません。
※色々言っちゃってるけど

頑張れ、高山!頑張れ、チーム高山!