あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

7/24のイベント「桂田5」のギグに行った(2)

2016年07月25日 | 邦楽
観客サービス(?)としてサイリュウムが多数配布されていた会場。

なぜか食パンも数個バラまかれ、受け取ったファンは「サイン入り」と
知って大喜び。
「これで数日食いつなげれるでしょ」と赤ツナギさんが悦に入る。

「みなさん、フジロックのレッチリ蹴ってこっちに来てくれて有難う」とも(笑)。
何度か言われてた。



編成はドラムなし。
打ち込みのスタートとカウントを元ドラマーの人が担当。

序盤の曲はベースも登録、旧知の新メンバー(g)と演奏開始。
思い出話から最近の心境まで語られるMC。

曲の終わりには「じゅてーむ」と熱い呟き。
※たぶん完全な思いつき。客席を楽しませてくれます。

歴代の在籍メンバーも代わる代わる登場。
赤ツナギさんを盛り上げる。
サイリュムの赤と緑が配られたのだが、Mr.赤ツナギは
「赤が足りねーぞー!」と叫んで客席を沸かせてくれた。


※画像はツナギ脱いだ後の物
 上半身をはだける時は「マクラから噺に入る真打落語家」
 みたいでした。分り辛い喩えだけど。
 
MCも好調。
「Twitterで声かけて貰うようになって嬉しいけど」
「皆が好きだって言ってくれる曲、大体オレが作ったんじゃないんだよね」
「桂田の曲は殆どボクが作ったはずなんですけどぉ~」とボヤいて笑いを誘う。

※私はやっぱ投げやりな「三丁目の夕日」が好きです。
 投げやり系以外にもトボトボ感ある曲あって面白かったです。

中盤には「今後結成するグループの曲」も演奏された。
「自分は歌わない」「ギターも弾かないかも」とのコメントあり。
作曲に専念されるという事なんだろうな。
※ギターは抱えてサビだけ歌うとかして欲しいですけどねぇ

~とは言え
ステージが進むに従って、どんどん調子が上がってくるのが分かる。
ベースが加わり、ギター2本になってソロが絡みだし、最高なノリが
生み出された。



お世辞抜きでカッコイイ!
※これで終わりなのは勿体無く感じましたよ。

最後は百恵ちゃんのように(ホントに)静かにマイクを置かれるかと
思ったらアンコール。

しっかりと、それに応えて終演。



あとは何となく雑談タイム。
赤ツナギさんのオトモダチと会話を楽しませて貰いました。
※まぁ、何度も会った仲ですから。皆さん良い人ですし。

あと、わざわざXLを準備してくれたグループTシャツも購入。
桂「ダ」のマークあるナイスなデザインの物です。

桂田5のCDもあるという事で、3枚購入。
※ウチに「三丁目」あったと思ったが、見つからないので・・・

そうしたら「多摩川」の手ぬぐいをサービスしてくれちゃいました。
恐縮しながら貰ってですね、メンバーの方とも話たりしてね。

気がつきゃ、ずっと居座って。記念撮影まで参加しちゃって。
最後の一本締めで「いよ―――!」なんて誰よりもデカイ掛け声を
出したりしてね。
※演芸場に通ってた時期あるもんで、つい思い出してしまったのです。

気がつきゃ終電間際。
明日の仕事もあるので、さすがに引き上げたが。
ホントは皆さんとラーメン食いたかったですよ。

7/24のイベント「桂田5」のギグに行った

2016年07月25日 | 邦楽
昨日の事ではありますが。

渋谷Guestの邦楽バンド「桂田5」のライヴを見に行って来ました。

まず迷った。
渋谷のO-EastやO-Westには何度も来てるのに。何度来ても道玄坂から
ラブホ街に入るエリアでは迷ってしまう。

今回はオーチャードホール側から向かったが、それでも迷った。
そもそも以前オーチャードに行った時も迷ったんだから困ったもんだ。
※田舎者なんでねぇ…



やっと見つけた会場、渋谷Guest。
建物のB2Fでエレベーターで降りたら直ぐ会場。

事前予約の形でチケット代とワンドリンク分を支払う。
※ドリンクは後でビールをオーダー。
まだ空いてたので落ち着きそうな角の席を確保。

メンバーはリハーサル中だ。
私はまったり待機。



桂田5は、連れの友達と関わりある人がメンバーに居るバンドで。
最初に見たのが解散ライヴだった。

そのステージ上で、投げやりな歌詞を投げやりに歌う青年に目が
行ったのです。

最後は捨鉢っぽく投げやりな歌詞を叫んで終わり。そんなライヴ。

どうでも良さげだけど実はそんな事はなく、何かの意味がある。
「そんな事ないんだよ」という隠喩がある・・・。

そんな歌詞かと思えば、たぶん全然そんな事はない。
本当に投げやり。

・・・そんな印象。

でも投げやりがダメかと言うと決してそんな事じゃない。
投げやり、素晴らしい。

それが「心からの絶叫」なら、それは正しい。



その叫びとともにバンドを解散させた彼と
なんか私はツイッターで「いいね」しあったり、P・マッカートニーの
ライブに行って一緒に涙ぐんだり、ビートルズのTシャツを贈ったり・・・
そんな感じで関わってるんですよね。

そんで、今回お呼びいただいた・・・と。

まず最初はMONOTOONS。
PC打ち込みの演奏で女性ヴォーカルが歌い、踊る。
男性メンバーが桂田メンバーと古い仲間。

「オチはありませんよ」と言いつつ思い出ばなしなど・・・。
これが見事なオチがあり、会場は爆笑。

「オチあるじゃんかよ!」と桂田メンバーから声が上がる。
アットホームだねぇ。いい雰囲気だねぇ・・・

不思議な雰囲気を醸し出す女性ヴォーカルと、DJスタイルのメンバーが
※お一人はちょっと小西康陽氏っぽいかな?
作り上げるサウンド。

生ドラムが最高と言いつつ、打ち込みでもリズムが刻まれれば身体が動く。
習性だねぇ・・・。

MONOTOONSが終わってイベントは小休憩。
私はトイレに入って「おお、なんか素敵なポスターが貼ってあるぞ」と
また物好きの虫が騒ぐ。

※「痴漢です!!」イラストレーター・師岡とおる氏によるものか!?
 ~とか喜んで後で調べたら違ってた。
 「電Q!」って人でした。
 「ぽわん」てグループのアルバム「こわれちゃう」発売告知ポスター。
 80年代テイスト溢れる絵柄はファンシーっぽくあり、とってもキュート!
 色んな絵師さんが居るんだな~と感じ入る。



赤いツナギを着た桂田のリーダー(?)は既に飲んでるんだか、リラックス
してるんだか良く分からない。

いよいよ出番!
~でステージに上がり。
さあ始まるぞと客席を向いた彼の目は・・・。

瞳孔が開いてました。

ああ、やっぱりこの人はステージに立つ人なのだ。
そう思った瞬間だった。

(続く)