じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

最近の「聡咲」~2013・立春~

2013-02-03 | 居酒屋・和食
近頃は、このブログをご覧いただいてる方とお店でお会いすることも多く、すっかり恐縮してしまいます。

でも、必ず「ブログに載ってる料理、一晩であれだけ全部食べるんですか?」と言うご質問を受けてしまいます。
(^_^;)

「さすがに、二晩くらいです」と答えるのですが…たまに一晩の時もありますね(笑)。

そんなわけで、札幌ススキノの聡咲であります。

年末特大号も有りがたいことに好評でした。今年も食べまくります。

一枚目の写真は牛タンシチュー。タン先を使ったトロトロのシチュー。添えられたガーリックトーストにつけるとたまりません。これで680円。普通なら倍以上のような…

野菜たっぷりトマトリゾット。

洋風雑炊、と言う感じですが、香りはすっかりイタリアン。アサリの出汁で旨味たっぷり。カラフルな見た目通り、野菜が何種類も入っていました。

ピカタ。

豚肉に卵を纏わせて焼いたもの。ザクッとした独特の食感。メニューにあれば、必ず頼んでしまいます。

クラムチャウダー。

アサリの旨味の溶け込んだスープは、身も心も温める、冬にありがたい味わい。口にすると体が喜ぶのが解ります。小粋なボストンの味。ボストンに行ったことはないですが(笑)、たぶんボストンの味。

豚とネギの山椒焼き。

カリッと焼かれた豚肉にピリッとした山椒の風味。脂身の香ばしさと甘さ。聡咲の豚肉メニューは、噛み締めると毎度ながら肉汁がジュワッと溢れ出てきます。そこに大ジョッキのビールを流し込む。いやはや。ウハウハな瞬間ですよ。

牛タンのつくね。

じっくり噛んでいると確かに牛タンの風味が。大きさも嬉しいですね。牛タンを叩いてつくねにしているそうで、やっぱり手間暇と味わいは比例するなぁ、と。

ホタテの刺身。

滑らかな舌触りと歯応え。その歯応えは、あえて言うなら高級な羊羮。歯がじわりじわりと突き刺さっていって、舌にはタウリンの存在を感じるような滋味深さが。オレンジ色の卵巣は炙りで。辛口の日本酒を飲みつつ、ホタテの甘さとの対比を楽しむ、なんてのが良いです。

酢の物。

最近は最初に酢の物をお願いすることも多く。いつも海鮮たっぷりの豪華版です。この時は鯖に蛸。よく見るとウニが載ってました。食べれば食欲が増します。

ステーキ。

US牛ですが、国産にもひけを取らない味と柔らかさ。脂身が分けてあって、強めにカリカリに焼いてくれました。これがまたたまらない。程よく脂が抜けて、旨味が凝縮。ビールや赤ワインのアテに最高。脂身万歳。

ラーメン。

こう書くと誤解を受けそうですが…ついに、インスタントではないラーメンが。
(^_^;)

聡咲の「ぼったくり」インスタントラーメンは、本気の出汁で粉末スープを溶き、麺は絶妙な茹で具合、具材も海鮮から肉からたっぷり載っていて…と、もはやラーメン屋さん以上の手間をかけているのでは、と思えてくるのですが値段は500円くらいと言う、なんか説明してても訳が解らないのですが(笑)、インスタントラーメンにこれだけの力を入れ込む訳で…

そして今回、ついにインスタントではないラーメンが登場しまして。

そうなれば、どうなるかは想像に難くないかと。当然、ハイスペックなラーメンです。

ネギチャーシュー麺。細麺の醤油味。

醤油ラーメンは麺を食べきった後に、スープと残しておいたチャーシューでライスを食べるのが僕の楽しみなんですが、このラーメンはまさにその食べ方をしていただきたい一杯でした。

毎回申し上げてはおりますが、こちらのメニューは毎日日替わり。同じ料理に出会えるかは分かりません。でも、可能な範囲であればメニュー以外の料理も作って下さいます。



先日マスターご自身も仰ってましたが…

聡咲は食材でいけば、インスタントラーメンから国産黒毛和牛の最高ランク、津軽海峡の鮪まで出るわけでして…

その食材をホテルのレストラン、イタリアン・フレンチ・中華・洋食の専門店の味、割烹や居酒屋の定番料理、家庭のお惣菜まで、ありとあらゆるメニューにしてしまう。


例えばですね…

松前の鮪の刺身を食べてから、5Aランク国産黒毛和牛のステーキを食べ、合間にポテトサラダを食べつつ豚のしょうが焼きを食べ、銀だらの味噌漬けで日本酒を味わったら、締めでケチャップたっぷりのナポリタンを食べる。


…こんなお店は本当に他に無いですね。
(^_^;)
コメント (3)
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