じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

札幌「香州」にて「町中華で飲ろうぜ」的な。

2019-12-07 | 中華
BS-TBSで、「町中華でやろうぜ」と言う番組が放送されてまして。

中華料理店ではなく、「町中華」。

赤や黄色の看板に、使い込まれた暖簾。入り口に無造作に置かれた、出前用の自転車と岡持ち。

店内は真っ赤な内装。茶色くなった手書きの短冊メニュー。油で燻されたテレビと、ラップで包まれたリモコン。

丸い椅子に座り、ザーサイと瓶ビールで呑みつつ、棚の漫画を読みふけり、餃子やレバニラで飲み進めて、ラーメンやチャーハンで締める。

そんな「町中華」で飲る事の魅力を、玉袋筋太郎さんや、高田秋さん、坂ノ上茜さんが実際に街に出向いて、地元の町中華で呑みながら伝えてくれる、そんな番組でして。

毎週見てますが、つまみになるテレビですね(笑)。


これを札幌でやろうとしたら…

まずは「香州」しかないぁ、と。


狸小路沿いの、札幌の中心部に堂々と店を構える老舗。いつも混んでます。

町中華と言えば、やはり瓶ビールですね。


そして、おつまみはチャーシュー。結構なボリュームです。


この日は、そのまま豚肉あんかけラーメンで締め。

で、後日は夜に伺いまして。ほぼ満席。二階の小上がりのテーブルに、辛うじて座れました。


基本に立ち返り、ザーサイと瓶ビール。


四川風、と銘打たれてる方の麻婆豆腐。かなり山椒が利いてて痺れます。ノーマルの方はこれ程ではなかったような。


寒かったんで、日本酒の熱燗。玉袋筋太郎さん曰く、町中華で日本酒を呑む人は「黒帯」だと。

町中華に通う上級者の嗜み、という事らしく、すぐに感化されて(笑)頼んでしまいましたが、確かに日本酒と中華も合うんですね。


さらに基本に立ち返り、餃子を。皮のもっちりした食感が素敵。


こうなれば、最後まで基本に立ち返り続けようという事で、締めは醤油ラーメン。

ビジュアルからして、これぞラーメン、と言う佇まいです。

一人でテレビの競馬中継を見ながらチャーハンを掻っ込む人や、家族連れ、会社の飲み会、料理をシェアしながら楽しむ女性のグループなど、実に様々なお客さんでいつも賑わうこちらのお店。

この身近さが町中華の魅力ですよね。

いつか、「町中華でやろうぜ」のロケが来てくれないかなと期待しております。

そう言えば。

なかなか一人では頼みづらい、裏メニューの大学芋。久しぶりに食べてみたいもんです。まだあるかどうかは分かりませんが。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする