北海道の真ん中よりちょっと上あたり、旭川市からバスで四十分ちょっと。
「北海道の屋根」大雪山の麓、東川町。
ここは国道、水道、鉄道の、三つの「道」が無い町としても知られておりまして。
正確には水道はあるんですが、水を塩素で殺菌する様な、いわゆる「上水道」が無い。地下水がそのまま流れてるんですね。蛇口をひねるとミネラルウォーターが出てくる。大雪山の麓ならではの恩恵。
そのせいか、美味しいお豆腐屋さんがあったり、街の食堂でも、美味しい手打ち蕎麦が食べられたりする。
さらには、お洒落なお店も沢山あったりする。
こんな感じのカフェが、突然住宅街の一角にあったりする。
大泉洋さんや戸次重幸さんも出演してる、北海道のローカル深夜番組「おにぎりあたためますか」でも紹介されてまして。
「エッグワッフル」とタピオカがメインのカフェ。
こんな食事系のワッフルもありましたが…
ここはやはり、ビジュアルもパフェ的な、エッグワッフルの抹茶を。
焼き立てのワッフルでアイス等を巻いてる状態。熱々故にカップも曇る。
このワッフル、サクサクでフワフワ、噛み締めるとモチモチと、食感だけでも楽しい。
このボコボコとした独特な形も、その食感の良さに繋がってるような。梱包で使う「プチプチ」の粒を大きくした感じ。玉子たっぷりのホットケーキのような、カステラにも近い風味の生地で焼き上げていて、この形故に空気を含んでるから食感も軽い。
焼き立てだからアイスも程よく溶けて、「ひやあつ」な温度差も楽しめる。
何かと新しさを感じるポイントが多い、秀逸なデザートではなかろうかと。
このエッグワッフル…
単体でも売ってましてね。
お持ち帰りして、自宅に帰ってからトースターで軽く焼いて食べました。
それにしても、これは札幌でもお目にかかれないような。
他にも沢山有るんですよ。入った事は無いけど、お洒落な感じが気になるお店。
そんなお店がさり気なく並ぶ、東川町のポテンシャルの高さ。恐れ入りました。