旭川の「ぎんねこ」に行こうとしたら…
拡張工事とやらで臨時休業中。
確かに…この狭さも味だけど、多少広くした方が良いっすよね、とは思ってましたが。
で。
同じ「ふらりーと」内に、気になる焼き鳥屋さんがもう一軒あったんです。
行くなら今しかねぇ、と。
そんな訳でまさにフラリと入った「よしや」。味わい深いカウンターの色合いです。漬物の楊枝すら渋い。
チャップ焼きととりもつ。
さらにはかしわ。
ひと皿四串で500円という、この庶民派のザックリ感が何とも素敵です。計算しやすい。
砂肝も追加で注文。
親父さんが黙々と焼き、それをフロア担当のお母さ…お姉様お二人が捌く。
この酒場感が良いですね。
テレビでは夕方のローカルなワイドショーが流れてて、カップ麺に「ちょい足し」で納豆を入れると美味しい、とかやってる。
それを見ながら、お姉様がビール瓶の栓を景気良く開けつつ「わたし、カレーにも納豆入れるのよ」と、もう一人のお姉様に話しかけると、「えーっ。わたし、それ無理ー。」とか返してるので、つい僕も「あ、カレーに入れると美味しいですよね」とか会話に入り込んでしまったり。
「あ、でしょー?美味しいですよねー。」
「えー。本当にー?」
「レトルトのカレーで、なんか物足りない時とか入れますね。」
「そうなんだー」
「ほら、私だけじゃなかったでしょー。」
……こんな、なんて事ない会話をしつつ齧り付く焼き鳥。
そして手酌のビールをあおる。
酒場の醍醐味って、コレですよね。