五郎さん。
…黒板さんの方ではなく。
「るーるーるー」とか、「子供がまだ食ってる途中でしょうが!!」とか言わない方です。
井之頭さんの方ですね。
「孤独のグルメ」の井之頭五郎さん。
その五郎さんも訪れたと言うお店が…旭川に。
旭川駅から買物公園をしばらく…というか、かなり奥まで歩くと、夕闇の中に浮かび上がる行灯が一つ。
その行灯の横の路地に入り込むと…
赤い看板が目の前に。
この壁のメニュー。確かに五郎さんが好みそうな佇まいです。
さらにテーブルのメニューを見ると…
燦然と輝く「五郎セット」の文字。外国語でも書いてあるのは、とある国でもドラマが放送されてて、そちらでも人気を博してるからでしょうか。遥々、この味を求めて旭川まで足を運んでるんでしょうね。
実際にドラマの中で五郎さんが食べたと言う、その「五郎セット」がこちら。
ホッケフライにカニクリームコロッケと、大きな丼に盛られた味噌汁とご飯。
タルタルソースもたっぷりな、洋食屋さんのフライそのもの。サクサクで身はふんわりなホッケフライと、清く正しいカニクリームコロッケ。
五郎さんはこれをご飯と共に、ガツガツ豪快に召し上がったのですね。そう思うと、味わいも格別。
で、「味噌汁」。
こちらのお店の名物らしく。
ラーメン丼ぐらいの大きさ。これまた豪快です。
具は豚肉にちくわの輪切りと、ネギにポーチドエッグ状態の卵。個性的です。これはこれ単品でおかずとして成立しますね。そしてボリュームもかなりなものです。
なので、この味噌汁とご飯のセットもあったりします。
洋食屋さんですからオムライスやカレーもあり、看板メニューとしては、それこそ看板に書いてたトンカツや肉ライス(焼肉、ともメニューにありましたが、いわゆるポークチャップらしいです)が有名とのこと。
でも、そこでこのチョイスをするのが井之頭五郎。渋いです。
基本、各メニューは定食として提供されてますが、おかず単品だったり、コロッケは一個からオーダーできたりするようです。
次はその「肉ライス」のおかずのみにカツカレー、なんて感じでオーダーしたいですね。
それにしても。
結構、お腹いっぱいになりました。
流石は、井之頭五郎。
その足跡を辿れたのは、いい経験となりました。