新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

新緑の林道をたずねて

2011-05-02 18:22:22 | ウオーキング
新緑の季節の誘われて、高尾山の裏側の林道をたずねて見ました。
高尾山はミッシュランにに紹介されてから、異常なほどの人出で、本来のハイカーはちょっと敬遠しています
私が訪れたのは正確に言いますと裏高尾ではなく、中央道の北側で北高尾と言った方がいいでしょう。

下小沢林道の入り口に車が5台ほど停車していました。ハイカーのではないでしょうか。下小沢川に沿って林道を上っていきますと、向かいの斜面が望まれる少し広い場所がありまして、カメラマンの車が7台くらい止まっていたでしょうか。実はこの林道は「オオルリ」が見られる林道です。たぶん朝早くから来ているのでしょう。仲間らしい様子ですので、何時もの通り黙って通り過ぎました。

その後も上流に上って生きますと、向かいの斜面が開けているところにはカメラマンがいます。密かに知られたポイントなのでしょうか。
でも人影は彼らだけです。まったく静かな林道です。若芽の芽吹いた新緑の林道が続いています。途中で満開をちょっとすぎた櫻がありましたので撮影しておきました。山桜かどうかは判りません。


約1時間半で林道は関場峠で、北高尾山稜の尾根筋にたどり着きます。左に登れば堂折山から景信山経由高尾山に通じる関東ふれあいの道に至ります。
私は右に折れ、北高尾山稜を八王子城のある城山方面に向かいました。ここまで来るとカメラマンも来ておらず、まったく静かです。でも、植物を採りに来ている人に二人会いました。ここは国定公園内です。まったく


尾根道を振り返ると、360度新緑の壁です。


尾根の途中で、視界が開けたので撮影しました。たぶんあきる野市方面では。手前の高速は陣馬街道を跨ぐ関央道です。黄砂が来ておりまして、朝からカーラジオで注意報が出ていました。そのせいで霞んでいました。ラジオでは視程は6キロと言っていました。

奥まで歩いて、私も「オオルリ」を近くで撮影できました。
林道入り口まで往復で21000歩でした。朝見たカメラマン達はもう帰ったようでした。1台も車はいませんでした。
コメント
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