久し振りに平岩弓枝の「はやぶさ新八シリーズ」が発刊されました。「はやぶさ新八御用帳」が10巻発売され続いて「はやぶさ新八御用旅」が4巻発売されています。
最近平岩弓枝の新刊はなかなか発売されません。つい書店でも当てにしない探し方で、本書も見逃すところでした。
さて今回隼新八郎は、不思議な殺人をめぐって奉行の命令で急遽、甲府から諏訪への御用旅となります。お供はお馴染みの藤助です。南町奉行の内与力の御用旅ですが、それ程のチャンバラはなく、むしろ謎解きの旅でしょうか。甲府勤番も絡んでおり、甲州街道を旅するのですから、普段私がウロウロしている奥多摩から甲府にかけての街道の様子や手前の調布から八王子にかけての地名もふんだんに出てきます。
私は、剣戟の小説を本書では期待はしておらず、むしろ江戸時代の風物や武家と町民の会話や当時の人間の心配りのようなものを楽しんでいます。
時々私の文章にその片鱗が顔を出す事があります。『さぞ、お疲れの事でしょう』なんていう会話を楽しみたいと思っています。
また夫々の身分や家柄などで登場する女性が、とても魅力的です。「お鯉」や「小かん」や「根岸のご隠居様」は言うに及ばず、本書では「勝姫様」もうっとりします。
そのためですか最近、新八郎の妻の郁江の登場が少ないようです。若妻でお付の女中と二人で御番所内の長屋で彼の帰りを待っているのが、ちょっとかわいそうです。
ストーリーは少し複雑です。明日また読んでみましょう。どうせ雨ですから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/a6/901995375864ffd18b2868ea63ca3762.jpg)
千葉の知人宅付近が、夕方のニュースで(液状化の被害)取材に来たそうです。早速チェックです。
最近平岩弓枝の新刊はなかなか発売されません。つい書店でも当てにしない探し方で、本書も見逃すところでした。
さて今回隼新八郎は、不思議な殺人をめぐって奉行の命令で急遽、甲府から諏訪への御用旅となります。お供はお馴染みの藤助です。南町奉行の内与力の御用旅ですが、それ程のチャンバラはなく、むしろ謎解きの旅でしょうか。甲府勤番も絡んでおり、甲州街道を旅するのですから、普段私がウロウロしている奥多摩から甲府にかけての街道の様子や手前の調布から八王子にかけての地名もふんだんに出てきます。
私は、剣戟の小説を本書では期待はしておらず、むしろ江戸時代の風物や武家と町民の会話や当時の人間の心配りのようなものを楽しんでいます。
時々私の文章にその片鱗が顔を出す事があります。『さぞ、お疲れの事でしょう』なんていう会話を楽しみたいと思っています。
また夫々の身分や家柄などで登場する女性が、とても魅力的です。「お鯉」や「小かん」や「根岸のご隠居様」は言うに及ばず、本書では「勝姫様」もうっとりします。
そのためですか最近、新八郎の妻の郁江の登場が少ないようです。若妻でお付の女中と二人で御番所内の長屋で彼の帰りを待っているのが、ちょっとかわいそうです。
ストーリーは少し複雑です。明日また読んでみましょう。どうせ雨ですから。
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千葉の知人宅付近が、夕方のニュースで(液状化の被害)取材に来たそうです。早速チェックです。