新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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「昭和の名人完結編十代目金原亭馬生」と中断していない事

2011-05-26 18:00:27 | 芸術鑑賞
今週発売の「昭和の名人完結編十代目金原亭馬生」を車の中で聴きました。

演目
①文違い
 女郎と客のばかし合いの噺です。女郎が客二人を騙して50両を作り男に届けます。男はその金を外で待つ女に届けます。女郎も客も部屋にあった手紙で夫々騙された事に気がつきます・・・

②花見の仇討
 長屋の四人が花見の余興で、敵討ちの芝居を花見のところで演じます。その余興を本物の仇討と勘違いした侍が助太刀に入ります・・・

③ざる屋
今日からざる屋になった若者が、縁起かつぎのの旦那に呼び止められます。縁起言葉が飛び交います。

懐かしい語り口ですが、なんとなくこんなものかと思ってしまうのはなぜでしょうか。
前巻前々巻の古今亭志ん朝や三遊亭円生を聞いたときの引き込まれる感じとの違いにとまどいました。


◎さて、夕方のニュース。「注入は中断していなかった」には驚きました。所長が現場の判断で最優先事項として放水を続けたのでしょうが、そのことを報告していなかった。
その情報を東電本社は把握していなかった。
その蚊帳の外で官邸は、「聞いていない」「中断しろ」とか騒いでいたのです。

本社は官邸サイドにたち現場を信用していないとして報告をあげることを無視したのか、報告をあげると本社・官邸から現状を無視した命令が出るからとして無視したのか。

現場が重要だとしても事後報告さえも上っていないのは、指揮命令系統の基本として問題なのでは。それともその基本を無視せざるをえないほど、本社・官邸サイドが無茶な指令を出しているのだろうか。

大変心配です。

コメント
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