新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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文庫版「角川実用国語辞典」を買い換え時かと

2013-10-01 18:02:22 | 読書
昨日のテレビ朝日の「QさまプレッシャーSTUDY」の3時間スペシャルを見ておりました。広辞苑から全問出題されるクイズでしたが、そろそろ私が保有する『文庫版「角川実用国語辞典」』を買い替えようかと思いつきました。

実は私、若い頃社内報の編集責任者をやっておりまして、変な言い方ですが漢字や国語関連の辞書は一般の方より充実しているのではと自負しております。
その中で普段一番活用しているのが、この文庫版「角川実用国語辞典」です。お気づきだと思いますがパソコンの変換が時々言う事を聞いてくれなくなることがありませんか。「づ」と「ず」の違いから始まり、送り仮名や言葉使いの不明点など大変重宝しております。

ただやはりIT用語には殆ど対応できません。なぜなら発行年月日は昭和五十四年九月十日なのです。私のは五十五年の再版版です。33年前です。その後再販してるか早速調べてみると、最近は全く再版されていないようです。検索しても中古の価格が出る始末です。

この辞典のいいところは、和英併用であること、図版も結構ふんだんにあります。今話題の各種原子炉の図解や男女の礼装のデザインまであります。文庫版ですが996頁もあるんです。
よくわかりませんが、昔の角川書店のこだわりが現れている辞典かなと思います。もちろん普通の辞典版があって、それをそのまま文庫版にしたようなものです。33年前の文庫で740円です。当時ではいい値段でした。

古本の値段も文庫の価格ではそれなりの値段がついています。ひょっとすると、隠れた愛好者が沢山いるのかなと、買い替えられなくとも辛抱するかと思い直しています。IT用語はパソコン用語辞典を見ればいいのですから。


愛蔵書には包み紙のカバーを付ける習慣があります。何度も何度もカバーを付け直していますが、撮影のため外してみると、それなりにかなり傷んでおりました。なにせ33年前ですから。

なお、「広辞苑」は持っておりませんが、三省堂の「広辞林」を持っております。普段文庫版「角川実用国語辞典」を愛用しておりますので、先ほど「広辞林」をぱらぱら見てみましたが綺麗なものでした。
昨日、やくみつるが「広辞苑」をそばに置いて常に見ていると言っておりましたが、少し反省です。
コメント
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