新鹿山荘控帳

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護衛艦「たかなみ」の「栄誉礼」見学記②リハーサル編

2017-06-06 18:02:38 | 自衛隊装備
さて当日の「栄誉礼」の報告ですが、リハーサルと本番で紹介したい枚数が多くなりましたので、リハーサル編と本番編の2日に分けて紹介いたします。
栄誉礼なんて初めてです。興味津々でしたので。
本日は「栄誉礼」リハーサル編です。


艦旗掲揚が終わり見学受付の列に早めに並ぼうかと思っている時です、ヘリ格納庫から隊員が小銃を持って出てきました。その前方には喇叭隊が先行しています。ひょっとすると「栄誉礼」の練習かと思った瞬間です。


甲板に細い紐を張り列を揃えています。隊員の間隔も真剣に調整しています。何人かの先輩隊員が細かく注意しています。


喇叭隊も同様です。左端の隊員が、基準の細紐を張っています。


向かって左の士官が、指揮官です。全体が「儀仗隊」になるのです。儀仗隊は分隊に海曹1名分隊員8名、小隊は4個分隊です。指揮官は階級章から2等海尉です。


どんな銃かとアップしたのですが、隊員の足元が、作業服の裾を靴下で上げているのにクスリです。


喇叭隊も練習を始めました。一方儀仗隊の方も動作の確認を、先輩隊員が大勢注目しています。


隊列正面の台に年配の隊員が登り、右手の帽子を掲げています。どうも来賓の代役のようです。


指揮官が来賓を先導して儀仗隊の列の間を案内していきます。来賓役はその間帽子を掲げています。


指揮官が来賓を台に先導して最後の挨拶をしています。それをまた先輩隊員が、何か儀仗隊をチェックしています。

さてここでリハーサルは終わり見学者の列に並んだのです。

見学の際、この甲板でたまたま年配の隊員とこの栄誉礼の話になりました。
喇叭隊は過去にも何度か見学し演奏も聞きました。儀仗隊は初めてでした。他所から連れてくるのかと聞きますと、自前の隊で隊員は通常勤務のほかに兼務しているそうです。この護衛艦「たかなみ」は国際貢献の任務も多く、したがって栄誉礼の任務を多いのではと思っています。
さらに彼は、『本日の午前中の見学は11時で終了します。その後ここで、制服を着替えた隊員での栄誉礼がありますよ。よかったら見てください』とのお勧めがありました。

9時からの公開でまだ10時です。この日の予定はこの後、野毛山の伊勢山皇大神宮のお詣りするつもりでした。猛烈な暑さが予想される時刻、移動を考えたのですが、結局時間をつぶして栄誉礼を見学したのが大正解。リハーサルを見ていたのもさらに大正解でした。
明日は栄誉礼の本番の報告です。
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