月落ち烏啼いて霜天に満つ/江楓漁火愁眠に対す
姑蘇城外寒山寺/夜半の鐘声客船に到る」

張継の「風橋夜泊」の唐詩で
有名な古刹、寒山寺。

蘇州郊外にあるお寺で、
502年に創建。

唐代に(618~907年)に寒山という高僧が、
住職を務めたのち寒山寺と
呼ばれるようになりました。



詩に詠まれた鐘は既に失われていますが、
この詩により天下に知れ渡ることとなったのです。

除夜に108の鐘の音を響かせる鐘楼。

1回5元で鐘をつけますが、時間がありません。
日本から奉納された鐘だということです。

清末の再建のものも多く古刹という雰囲気が、
あまり漂ってこないのですが…

中国・寒山寺弄24号
2012.5.2