1960年代の人気テレビシリーズ
「0011ナポレオン・ソロ」の映画化。
懐かしいと思われる世代の方もいらっしゃるでしょう。
東西冷戦下、CIAとKGBのエージェントが協力し合い
世界規模のテロ事件を阻止すべく奮闘する
プレーボーイのソロと堅物クリヤキンというスパイコンビは、
イケメンで、麗しい美女とゴージャスな男女が集結
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トム・クルーズが主演を予定していたそうですが、
それはそれで観たかったとは思いますが、
キャスティングは大正解だったと思います。
事件の鍵を握るキャビー役のアリシア・ヴィキャンデル。
小悪魔的な魅力に加え、新進女優らしい初々しさで、
どんな服でも着こなせる容姿、鮮烈な存在感をアピール。
今秋からルイ・ヴィトン広告キャンペーンを飾る
彼女だけのことはあります。
そこにラブコメ王ヒュー・グラントが情報部トップ役に、
デヴィッド・ベッカムが映写技師役で出演。
これだけでも目を離せないのに、
夜のベルリンを縦横無尽に駆け抜けるカーチェイス。
クラッシックカーでのドライブセンスも抜群。
ヨーロッパ各地を背景にしたアクション、
挿入される音楽のセンスも良くて最後まで目が離せません。
テロ行為などに対して、政治的対立などを超えて
手を組むことも、求められていることですし、
ストーリーも興味深いものでした。
『キングスマン』も良かったですが、
また違った魅力あふれる作品に仕上がっています。
今年は、スパイアクション作品に良作が多い年かも
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監督:ガイ・リッチー
出演:ヘンリー・カヴィル、アーミー・ハマー、
アリシア・ヴィキャンデル、エリザベス・デビッキ、ヒュー・グランド
2015/アメリカ(ワーナー)
まるみの評価は☆☆☆☆
ユナイテッド・シネマとしまえん
2015.11.22