まるみのあっちこっち巡り

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江戸時代の面影をとどめる 文京区編

2022-06-15 08:41:50 | お出かけ 東京



小石川・本郷の地には多くの武家屋敷があり、
多くの武士たちが暮らしていましたが、
武家屋敷のほとんどすべてが取り壊されています。

受験シーズンはニュースでも度々目にする
写真の東大赤門は、加賀藩前田家の
御守殿門として建てられました。







本郷通りに面した東京大学の本郷キャンパスの
門として保存、国の重要文化財、旧国宝です。

両脇の番所の一部の耐震性能が低いことがわかり、
赤門の耐震性能も低いおそれがあるため、
2021年2月12日から閉鎖されています。







江戸時代を代表する大名庭園の小石川後楽園。
水戸徳川家の上屋敷であり、
2代藩主・光圀(水戸黄門)が完成させた
回遊式築山泉水庭園で特別史跡・特別名勝に指定。







六義園は五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった
川越藩主・柳沢吉保が1702年に
7年がかりで築いた和歌の趣味を基調とする
「回遊式築山泉水」の大名庭園です。







新江戸川公園から改称した肥後細川庭園
目白台台地が神田川に落ち込む斜面地の起伏を活かし、
変化に富んだ景観をつくり出している
自然景観を活かした池泉回遊式庭園。

今も残される大名屋敷の庭園も
当時と同じではありませんが、
江戸時代の面影をとどめる数少ない場所です。

東京都文京区

2022.1.27他

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