13世紀に成立したリトアニア大公国は、
14世紀末にポーランドと連合国を樹立して
国力を高めていきました。
1323年、ヴィリニュスが首都と定められ、
16世紀には繁栄の頂点を迎えましたが、
18世紀にロシアに併合されて以降、
ナチス・ドイツからも侵略されたり、
1990年に独立するまで大国に翻弄され続けました。
18世紀に新古典主義で再建された大聖堂が建つ
カテドゥロス広場を中心に広がったヴィリニュス。
複雑な歴史を物語る街には、カトリック、ロシア正教、
プロテスタント、ユダヤ教、イスラム教など
多彩な宗教施設が残る街です。
多くの聖堂はバロック様式で
「バロックの街」の印象の強い街です。
世界文化遺産 1994年登録
リトアニア
訪問日 2016.9.21