まるみのあっちこっち巡り

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日本100名城 根城

2023-03-20 00:12:30 | 日本100名城



甲斐から陸奥に移り住んだ八戸南部氏が、
南北朝時代から戦国末期まで本拠とした根城。

写真は接客や儀式の場として使用されていた
復元された主殿です。

石垣や櫓、天守閣が発達する前の城の形を再現、
戦国前期の城の様子がよく分かります。







南部家の当主やその家族が住んでいた
根城の中で最も重要な本丸跡です。







大河ドラマのセットの中にでも紛れ込んでしまったような…

この日は正月十一日、年男が任命される日です。
南部家中の重臣の居並ぶ中、年男が当主から
お茶をいただくところが再現されています。

鎧武者が年男、お茶を差し向けているのが
八戸南部氏の18代当主 南部政栄公。







祈祷之間は、合戦前に加持祈祷を行った場所です。
築城から一度も落城しなかった根城。







東北地方や北海道南部の城館では
竪穴式の建物跡がよく見られるとか、
寒冷地ならではしょう。
食糧庫などに使われていたようです。







発掘調査の結果、南部氏により築かれた建物跡が
約400棟発見され、このうちの安土桃山時代に
相当する建物跡に基づき復元されました。
こちらは、鍛冶工房の復元です。







これらの調度品を目にして、
城を見学している実感が湧いてきました。







主な遺構は、本丸・中館・捨て廓などの曲輪、
堀、土塁などです。

別名:ー
種別:平城
築城年:1334年
天守構造:ー
築城者:南部師行

青森県八戸市大字根城字根城47

2016.5.6
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