まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

映画 アメリカンハッスル

2014-02-15 00:35:58 | 映画(劇場鑑賞)
汚職政治家を捕らえるためFBI捜査官が協力を依頼したのは詐欺師。

1979年のアブスキャム事件を基に映画化、
当時、捜査の仕方について物議をかもした事件だそうです。

アカデミー賞10部門にノミネートされている作品、
演技力のある豪華なキャストに注目です。

冒頭から館内には笑いをこらえるのに必死な観客の方、
そうですね、容姿を笑うのは気がひけるというもの。

クリスチャン・ベール扮する天才詐欺師はブヨブヨしたした肉体に
一九分けのヘアスタイル、がっかりの容姿なのに
若く魅力的な妻にビジネスパートナーとしても優秀な愛人、
市長まですぐに無二の親友といった感じになってしまうのです。

あの手この手で仕掛けられる巧妙なハッスル(詐欺)に
最後まで目が離せませんよ。

主演男優、主演女優、助演男優、助演女優にもノミネート。
でも、一番圧巻の演技はロバート・デ・ニーロでした。
あの瞳で見つめられたらウソはつけないでしょう。
殺されるかと思いました。

生き抜くためにウソをつく、騙しあう、
小心者のまるみにはできそうにありません。

監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演:クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス

ユナイテッドシネマ・としまえん

2014.2.6
コメント (4)

風景も建築物としても楽しめる尾道文学記念室

2014-02-14 14:35:40 | お出かけ 山陰・山陽



海が見えた。海が見える。
五年振りに見る尾道の海はなつかしい。……


林芙美子の「放浪記」の一節は、
尾道の魅力を切なくしみじみと伝えています。







小学校から高等女学校を卒業するまで尾道に居住した
林芙美子の書斎を再現したものです。







アララギ派の歌人中村憲吉、童話作家の横山美智子、
尾道ゆかりの文学者の愛用品や書簡、
直筆原稿等を展示しています。







建物も国登録重要文化財となっています。
元々は地元企業役員の福井邸。







庭付きの木造平屋建、桟瓦葺で数寄屋造りの建物で、
東棟・西棟・茶室からなり、いくつかの部屋では
当初から茶会ができるように設計されているそうです。







この建物は、映画「太陽は泣かない」(1976年飯塚二郎)
「あの、夏の日」(1998年大林宣彦)のロケ地でもあります。







千光寺山の中腹、石段坂の途中にある
「おのみち文学の館」文学のふるさと尾道で
作品の原点にふれるゾーンとなっています。

広島県尾道市東土堂町13-28

2013.10.13
コメント (2)

坂道の先で絵になる風景に出会う尾道

2014-02-13 00:48:29 | お出かけ 山陰・山陽


歩くほどに心引かれるシーンに出会う尾道の旅では、
シャッターを切る機会が多くなります。

数々の映画やCMのロケ地になった尾道は、
フォトジェニックな街なのです。







見所はJR尾道駅から徒歩圏内に集中しているので、
今回の旅はレンタカーは使わずに
久しぶりに公共交通機関だけを利用しました。







住宅地の中を走る山陽本線。







尾道の観光に欠かせない千光寺山ロープウェイ。
15分ごとに運行、3分間の空中散歩です。







途中、こんな奇岩にも出会ったりします。







毎日楽しみに見ていた「てっぱん」







平山郁夫画伯の「しまなみ街道五十三次スケッチポイント」は、
この辺りからスケッチしたものでした。







1367年に創建された天寧寺の境内にある三重塔、
海雲塔は重要文化財、ここから見る風景も
尾道を表す見事な絶景です。







尾道といえば、林芙美子の「放浪記」
天寧寺に行く前にちょっと寄って行きましょう。

広島県尾道市

2013.10.13
コメント (2)

尾道のシンボル 千光寺

2014-02-12 14:27:44 | お出かけ 山陰・山陽


千光寺は「古寺めぐりコース」にも組み込まれていますが、
尾道を訪れた観光客ならば必ずや訪れるところでしょう。

尾道駅からは徒歩で15分程、ロープウェイで山頂へ、
坂道をぶらぶらと歩いて行くと千光寺です。







<日本の音風景100選>に選定された「鐘楼」

千光寺の驚音楼は、尾道市の千光寺山の中腹の崖に
へばりつくように建っています。
「音に名高い千光寺の鐘は 一里聞こえて二里響く」と言われるほど
遠く瀬戸の島々にも聞こえたと伝えられるそうです。

今も毎夕6時、沈む夕日を背に鐘が鳴り響きます。







崖にへばりつくように建っているのは本堂も同じです。
806年創建と伝えられる真言宗の名刹。







梵字岩(ぼんじいわ)

円形の中に光明真言、大日如来真言の梵字が刻まれています。
光明真言曼荼羅というそうです。

他に玉の岩、鏡岩、鼓岩などもあります。







三十三観音堂

関西一円の西国観音霊場の各札所の御本尊、
観世音菩薩33体が祀られ、ここにお参りすると
西国観音霊場を巡拝したのと同じ功徳があるそうです。 







幸せを念じながらゆっくりと引くと
珠が上から落ちてカチカチと音がします。

この音で苦しみの根源である煩悩を打ち消して、
観音様の御守護が頂けるそうなのです。

ゆっくりのつもりが、カチカチカチカチと鳴らしてしまい、
幸せを念じる余裕がありませんでした。

広島県尾道市

2013.10.13
コメント

文学のこみち 

2014-02-11 00:32:22 | お出かけ 山陰・山陽

千光寺ロープウェイ山頂駅から続く全長1kmの遊歩道は、
「文学のこみち」と呼ばれ、尾道ゆかりの作家や詩人、
歌人たちの作品の一節が刻まれた
25の文学碑が点々と続いています。





正岡子規

のどかさや 小山つづきに 塔二つ

日本新聞の日清戦争の従軍記者として
尾道を通過したときの作。
西国寺の三重塔と天寧寺海雲塔を
眺めたもののようです。





十返舎一九

年代は不明ですが、
山陽道漫遊中に尾道来遊時の作品です。






金田一京助

かげともの をのみちの やどの こよなきに
たびのつかれを わすれて いこへり

昭和30年の尾道を訪れた時の作です。





尾道で「暗夜行路」の構想を練ったという志賀直哉。
石碑には「暗夜行路」」の一節が
刻まれているのですが、
案内板の写真しか撮っていなかったのか…。





名作の情景に触れながら歩けば、
旅がより一層思い出深いものとなるでしょう。





「海が見えた。海が見える。」と刻まれているのは
尾道出身の林芙美子の「放浪紀」





ここからは石碑越しに
尾道水道が見え、実感できます。

広島県尾道市

2013.10.13
コメント (2)

千光寺山ロープウェイに乗って

2014-02-10 00:36:21 | お出かけ 山陰・山陽


今日も千光寺山ロープウェイに乗って
尾道の風景を堪能してみましょう。







千光寺山の中腹に建つ鮮やかな朱塗りの本堂は、
ロープウェイからも目を引きます。







松や桜に覆われた斜面に懸崖造りの千光寺。







標高144.2mの千光寺山、一気にロープウェイで山頂へ。







瀬戸内海や尾道市街地の風景を楽しむのなら
千光寺公園展望台へ行きましょう。







夜景の美しさにも感動しましたが、
このしっとりとした情景が小説や映画の舞台として
好まれるのは頷けるものだと思います。







瀬戸内の島々を眺める船に乗りたくなって
ウズウズしてしまうまるみでした。

広島県尾道市

2013.10.13
コメント (2)

映画にも登場の「茶房こもん」

2014-02-09 00:20:34 | お出かけ 山陰・山陽


ロープウェイ山麓駅からすぐ坂の下にある有名店
「茶房こもん」の扉を開けてみれば、
何とか席も空いているようなので迷わず入りました。







こちらに来たからにはワッフルをオーダー。
一日寝かせた生地をオーダーが入ってから
焼き上げるのでサクッとした口当たりもたまりません。

シンプルなバターワッフルをいただきましたが、
ベリー、チョコ、アイスなどボリュームたっぷりの
ワッフルももちろんありますよ。







バターを均等に延ばし、シロップをかけます。
とろける美味しさで、散策の疲れを忘れてしまいます。

「皆さん、言ってもなかなかその通りにはしてくださらないので、
言ったとおりにしていただけてうれしいです」と、
お褒めの言葉をいただきました。

初めてのお店では、お店の方の言うとおりにしたほうが、
美味しくいただけるように思います。







アイスコーヒーもとても美味しかったです。

大林宣彦監督の「転校生」にも登場した
レトロな雰囲気とモダンな雰囲気がミックスされた
とても落ち着けるお店です。

広島県尾道市

2013.10.13
コメント (2)

尾道を歩いてみれば行列が…

2014-02-08 01:05:27 | お出かけ 山陰・山陽


浄土寺を出てからテクテクと歩きます。

昨夜のイベントは夢のできごとだったのかと思うほど
階段も坂道も本当にきれいに片付けられていました。

それにしても買い物袋をいくつも下げて大変そうです。







興味津々となる細い路地も階段や坂ばかりで、
行ってみようという好奇心が薄れるものの
歩き出してしまった古寺めぐりの道を歩くしかありません。

3連休の中日だというのに
この道を歩く観光客の姿はありませんでした。







やっと薬師堂通りへ出てみると足型を発見。

尾道を訪れた有名人の足型を備前焼で制作した
「足型みち」は、市内に数ヵ所あります。







できれば行きたいと思っていた「朱華園」さんです。

全国のラーメン通が、極上の1杯を求めて
行列を作るという店です。







古寺めぐりの道ではすれ違う人もいなかったのに
ここにはすごい行列で、最後尾はどこかと走ってみれば
角を曲がってもずっと先でした。

食べたい、食べたい、食べたいけれど、
いつになったら店に入れるのかわかりません。

泣く泣く断念いたしました。
(いつの日にかリベンジします







そして、目についたのがこの手作りおむすびです。

勝て勝てカープ。勝男か…

カツオ節のおにぎりを公園で食べましょうか。

広島県尾道市

2013.10.13
コメント

映画 ウルフ・オブ・ウォールストリート

2014-02-07 00:07:39 | 映画(劇場鑑賞)
貯金ゼロから年収49億円を稼ぎ出した男
ジョーダン・ベルフォートの物語。

しかも、実在するこの人はこの映画にも出演しているのです。
10年間の栄光と豪遊の果てに逮捕され服役しますが、
本を執筆、それがこうして映画化、自己啓発セミナーの講演、
再び会社経営をされているという破天荒な人生を歩んでいます。

そのジョーダン・ベルフォートを演じるのが、
レオナルド・ディカプリオ。
プロデューサーも兼ね7年がかりで完成させたという作品で、
アカデミー賞の候補にもなっています。

膨大なセリフもなんのその体を張った演技、
金融界の問題児を嫌味なく
演出してしまうところがニクイ
このカリスマ性ならついていく人間もいると思えます。

ジョーダンの人生が変わっていくのは、
マシュー・マコノヒー演じる上司に出会ったからでもあるのですが、
他の作品でオスカー候補の彼、
出番は少ないけれど存在感ある演技です。

オスカー俳優のジャン・デュジャルダンも同じく、
もっとその笑顔を見ていたかったのに…

「マネーボウル」ではブラピの相棒、
今回はレオ様の相棒のジョナ・ヒルは、
今回は弾けていましたが、助演男優賞の候補に。

ポルシェ、ランボルギーニ 、ベンツとシーンの度に違う高級車。
プール付きの大豪邸、クルーザー、衣装も華やかで・・・。

上映時間は約3時間、R+18指定、イロイロとあります。

人間の欲望や闇を描いている作品ですし、
実在の人物がこうして欲望のままアルコール、
薬物、女性に手を出し、乱痴気騒ぎを繰り返していたわけです。

元は庶民が稼ぎ出したお金だといことを忘れてはいけません。
巧みなセールストークには注意しましょう。
<電話のテロリスト>にはご用心

ユナイテッド・シネマ

2014.2.2
コメント (4)

小津監督「東京物語」のロケ地 浄土寺

2014-02-06 00:30:37 | お出かけ 山陰・山陽



尾道駅からおのみちバスに乗り、浄土寺下で下車し、
国宝や文化財が目白押しの古刹、浄土寺へ向かいます。







またこの階段を昇っていかなければならないのか… 







西國寺ほどではないことに安堵。







尾道に暮らす年老いた両親が、子どもが暮らす東京へと旅行する中で、
家族の絆、親と子、老いと死など、家族の崩壊などを描いた映画「東京物語」
核家族化、高齢化社会などの問題を先取りした内容に驚いたものです。
(テレビで見ましたが、原節子さんの美しさにも驚きました)

両親が暮らしていたのがこの浄土寺の近くという設定で、
境内でロケが行われ、尾道での重要なシーンに使用されています。

この作品は、ニューヨーク近代美術館に収蔵されています。







聖徳太子が開基とも伝えられる浄土寺は、
全国で2例しかない寺域全体が国宝指定された寺です。

足利尊氏も参拝したとされる秘仏の木造十一面観音菩薩立像など
文化財の宝庫で、宝物館では秘仏以外は公開しています。







彫刻も素晴らしい多宝塔。







ハトと戯れているのかしら?
あまりのハトの勢いに怖がっていたようにも。







名勝に指定された庭園や貴重な文化財が多数ある
宝物館はパスさせていただきました。







尾道水道を眺めながら階段を降り、
古寺めぐりの道を歩きます。

広島県尾道市

2013.10.13
コメント

西武鉄道ハイキング 高倉寺からジョンソンタウンの街並みを歩こう

2014-02-05 00:32:26 | 駅からハイキング(西武鉄道・JR東日本)


スタートは西武池袋線仏子(ぶし)駅です。
受付をし、地図をいただきます。
この日も天候に恵まれ、冬支度で歩くのは暑くなるかも。

1915年開業と西武鉄道の中では古くからありますが、
初めて下車する駅だと思っていたましたが、
西洋の古城のような建物を見て思い出しました。

ゼミの合宿で利用した国民宿舎「入間グリーンロッジ」
いきなりの上り坂を登ってみれば、
廃墟となった古城を見ることに。
前回に引き続き、思い出に浸るハイキング。

地図の目印が山田うどんとか
茶畑とかいかにも埼玉県。





高台にある古刹高倉寺に到着。
堂々とした山門も風格があります。





山門をくぐると左手に国指定の重要文化財の観音堂。

ハイカーが最初の休憩地点としているようで、
この日は人も多かったのですが、
普段は静かな雰囲気なのではないかと思われます。





歩いてきた加冶丘陵や
秩父連山などを見渡すことができます。

高倉寺を出て、愛宕神社、
愛宕公園を通りジョンソンタウンへ。





このあたりがジョンソンタウンなのですが、
立ち入るな、写真撮影禁止の看板が…。

ここを見学したくてこのハイキングに参加したようなもの
残念ですがここで暮らしている方からすれば当然ですね。
雰囲気を味わいながら通り抜けました。

ジョンソンタウンとは、かつて米軍基地があった場所。
ジョンソン基地と呼ばれたその場所が、
往年のアメリカの街並みのように残されています。

カフェや雑貨店も次々とオープンしているので、
ここでランチも良いでしょう。





彩の森入間公園です。

赤い矢印は、ハイカーのためのもので、
まっすぐ進むということです。
このイベントが終わると外されます。





暖かだったので梅も咲いていました。





紅梅のほうがやはり遅いです。





公園を抜けると航空ショーで馴染みのある
航空自衛隊入間基地です。





ゴールの稲荷山公園駅北口です。





ここでクロッチに出会ったのでした。





ランチは、夜なら入ったことのある「ひもの屋」さんへ。





焼きサバ定食をいただきます。
これにミニサラダがついています。

コーヒータイムの後は、ユナイテッド・シネマで
映画を楽しみました。
ゆったりと映画を楽しめるのでお気に入り。

西武沿線の小さな旅は続きます。

ハイキング走行距離:約9.5km

埼玉県入間市・狭山市・東京都練馬区

2014.1.23
コメント

尾道で迎えた朝

2014-02-04 14:22:58 | お出かけ 山陰・山陽



天候にも恵まれ、気持の良い朝を迎えることができました。

朝食はカフェのモーニングサービスを
利用しようと考えていたのですが、
ホテル内のカフェを利用することにしました。







こちらがカフェ&ラウンジです。

ちなみにレストランの朝食は和洋食バイキング1260円です。







おかゆの朝食

朝はおかゆのまるみにとってうれしいメニューです。
鮭も玉子焼きもどれもおいしくいただきました。







洋食の朝食

バランスの良い朝食になっています。

これで2人分1550円はリーズナブルでしょう?
新聞なども読みながらゆっくり過ごすこともできました。

朝食をしっかりとるまるみの旅の基本です。







瀬戸内しまなみ海道などのサイクリングの拠点としても
便利なホテルで、いつの日かまるみもと夢見ています。
(輪行は未経験なのですが…)
その時はまたお世話になろうと思うホテルです。

グリーンヒルホテル尾道

広島県尾道市東御所町9-1

2013.10.13
コメント

尾道の街の灯火に誘われて…

2014-02-03 00:53:04 | お出かけ 山陰・山陽


月明かりと尾道の街の灯火に誘われて、
ちょっと散策。
ホテルの前が尾道港です。





「尾道灯りまつり」は21時に終了していますが、
港は優しい灯りが灯されているようです。





向島へ行く船を待つ人がいます。





尾道駅前からの最終便は22時10分です。





渡船が入ってきました。





そして、乗船していく人と自転車。





最終便を見送ります。





この尾道水道を行ったり来たり…。





今度は「尾道ベッチャー祭り」の日に来てみようかしら?





お祭りの後なのにキレイな街です。





22時35分、土曜日の夜なのに健全。





ホテルに戻ってきました。
静かに夜は更けていきます。

広島県尾道市

2013.10.12
コメント (4)

映画 ソウルガールズ

2014-02-02 00:56:15 | 映画(劇場鑑賞)
実在のアボリジニ初の女性ボーカルグループ「サファイアズ」
ソウル・ミュージックと出会い、人生を変えた女性達の真実の物語。

1968年、オーストラリアのアボリジニ居住区に暮らす歌が大好きな姉妹。
カントリー音楽の歌手を夢見ていたのですが、根強く残る差別から
実力がありながらもコンテストで落選してしまいます。

そこで出会ったソウル好きのアイルランド人に
ソウル・ミュージックを叩き込まれていくのです。

「カントリーミュージックは喪失を歌う、ソウルも喪失を歌う、
そしてカントリーでは人は諦め故郷に戻って嘆き暮らすが、
ソウルミュージックはそれを取り戻そうと闘う、
失ったものを求めて必死に手を伸ばし、
その切なさを魂を込めて歌え」

フ~ム、なるほど・・・。

ベトナムに慰問に行く「サファイアズ」、
人生を切り開き、逆境を乗越えていく彼女達にエール。

歴史的な観点と娯楽的な要素を上手く交錯させ、
パワフルで情熱的でありながら優しさを感じさせる音楽と
興味深い映画に仕上がっています。

オーストラリアの映画やドラマに触れる機会がないので、
良い機会と鑑賞したのですが、彼女達の音楽にキュン
誰もが一度は聴いたことのある往年の人気ナンバー満載で、
久しぶりにサントラ盤も欲しくなりました。

ヒューマントラストシネマ有楽町

2014.1.15
コメント

国立科学博物館 企画展 砂漠を生き抜くー人間・動物・植物の知恵ー

2014-02-01 01:18:56 | ミュージアム


砂漠という過酷な環境を生きる人間や動物、
植物の姿を紹介する企画展。

砂漠を旅するときのヒントになることも
あるかもと出かけてみました。
何しろ毎年600万ヘクタールの規模で拡大を続けている砂漠化、
全陸地の約4分の1と言われる砂漠化は、地球の大問題。

ここでいう砂漠は、砂漠化した土地ではないのですが、
砂漠に生きる人々が生み出した文化には、
これからの生き方を考えるヒントがあるはずです。

サハラ砂漠で水を分かち合う知恵や技術、
エジプトの中世に発達した給排水施設と仕組み、
「砂漠の船」と呼ばれるラクダの偉大さにもビックリ!!
(ラクダは人の37倍もの塩水を飲むことができ、海も渡れる)

砂漠と言えば、映画「アラビアのロレンス」が
思い浮かぶのですが、ラクダがいなくては、
砂漠での生活は成り立たないのです。

一日の気温の変化も激しく、
日中は白いゆったりとした服を着用、
冬の夜は動物の毛で作られたものを着用するとか。

暑く乾燥した土地では暑さをしのぐために
何杯もの砂糖を入れた紅茶を飲むのが良いそうですよ。

久しぶりの国立科学博物館でしたが、
日本で唯一の国立の科学分野における総合博物館、
見応えがあり、日本館だけでタイムオーバー。

重要文化財の日本館は建物にも注目、
一日かけて見学する日を作ろうと思います。

東京都台東区上野公園7-20

2014.1.16
コメント