西武池袋線の東久留米駅東口を下車し、
矢印に従って受け付け場所の
東口中央公園へ向かいます。
10月に入っても木陰を探したくなるような良いお天気で、
テントの中のスタッフさんがうらやましくなる程です。
かつては市内のいたるところに湧水源があり、
そのためたくさんの樹木が育ち、
水と緑豊かな街として知られていた東久留米市。
今でもその頃の面影が残るという黒目川は、
住宅地の中を流れているにもかかわらず美しい川です。
黒目川沿いを歩き、神宝大橋を左折して
総合運動公園を目指して進んで行くと
野火止用水の緑道に出ます。
この道を行くほうが涼しそうと思ったのですが、
コースは右側の歩道でした。
「清流の復活」の碑が建てられています。
こちらでちょっとブレイク。
子どもの頃は、木の実を拾ったものです。
夏を思わせるような陽気でしたが、
季節は秋だったのです。
桜並木の本多緑道
野火止用水の清流に沿うようにして、
春には桜が咲き乱れる
新座市の桜の名所であるようです。
本多緑道沿いの野火止用水は昔ながらの「素掘り」
江戸時代に開削されて以来約350年の歴史を誇る
野火止用水沿いに整備された遊歩道を巡り、
武蔵野の風情を楽しむコースでもありました。
こちら新座市の総合運動公園は、野球場や陸上トラックもある
公園なのですが、こうして雑木林も保存されているのです。
本多の森のお花畑には、約2万本のヒマワリが育つ
約3,000㎡の畑の中には散策路があり、
夏にはヒマワリを間近で観賞できるようです。
キツネノカミソリの花が群生し、
鮮やかなオレンジ色の花々は8月中旬、
遠くへ行かなくても夏の花を楽しめそうです。
右側が米軍通信隊で、埼玉県新座市西堀、
東京都清瀬市にまたがる在日アメリカ空軍基地施設です。
元は、大日本帝国海軍大和田通信隊所属「大和田無線通信所」
1941年、真珠湾攻撃の成功を伝える電信「トラ・トラ・トラ」
ワレ奇襲ニ成功セリまた「ポツダム宣言」を受信、
映画『ローレライ』では、
大和田通信所のシーンが撮影されました。
ひまわり通りを歩いて、ゴールの清瀬駅に向かいます。
武蔵野台地の中心地であり、周辺に電波障害要因となる
障害物がなく通信状態が非常に安定していることから
大和田通信所ができたようですが、
今でも重要無線施設が周辺部に多いようです。
暑い!!秋なのに…。
ランチは何を食べようかしらと考え始めるとゴールは近いのです。
西武線の黄色い電車が見えていますね。
池袋線の清瀬駅がゴールです。
蜂に刺された参加者がいたそうで、コースに変更がありました。
安全に配慮されてウォーキングができることに感謝です。
歩行距離:約9km
東京都東久留米市、埼玉県新座市、東京都清瀬市
2015.10.3