「不良債権」脱却

‘06/04/30の新聞記事から

大手行6グループ　最終利益、最高の3.3兆円
3月期連結前期の4.5倍　「不良債権」脱却

大手銀行6グレープの2006年3月期連結決算の最終利益は、合計で3兆3千億円程度と前期の4.5倍に膨らみ、過去最高の規模になることが29日、明らかになった。
景気回復で不良債権の処理費用が大幅に減少。
新たな収益源である投資信託販売などの手数料収入も順調に伸びた。
三菱UFJ、みずほ、三井住友の三大グループは、今年秋までに公的資金を完済し、本格的な「攻めの経営」に転じる考えだ。

ただ金融安定化のために投入された公的資金に支えられての復活だけに、今後は預金金利引き上げや手数料引き下げなど利用者、取引先への利益還元が重要課題となる。

イーホームズ架空増資

‘06/04/27の新聞記事から

イーホームズ架空増資
監査法人が02年に指摘
上場目指し虚偽説明か

耐震強度偽装事件で、逮捕された藤田東吾容疑者(44)が社長を務めていた指定確認検査機関「イーホームズ」(東京都新宿区)の２００１年10月の増資について、監査法人の関連会社が増資の1年2ヵ月後の02年12月に架空増資の疑いがあると指摘していたことが26日、警視庁などの合同捜査本部の調べで分かった。

日銀 きょうゼロ金利解除

‘06/07/14の新聞記事から


日銀　きょうゼロ金利解除

日銀は１４日の政策委員会・金融政策設定会合でゼロ金利政策の解除に向け最終判断を行う。
解除の環境が整ったことを確認したうえで、福井俊彦総裁が解除を提案。

NY原油、連日の再高値

‘06/04/20の新聞記事から

NY原油、連日の再高値

【ニューヨーク19日時事】19日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国産標準油種WTIの中心限月5月物が一時、1バレル=71.79ドルに達し、前日つけた過去最高値を更新した。
午前11時現在、前日終値比変わらずの71.35ドルとなっている。
米エネルギー情報局(EIA)発表の週間在庫統計で、原油在庫が予想外に減少したほか、ガソリン在庫の減少幅が市場予想を上回ったのを眺め、買いが強まった。
その後は売り買いが交錯する展開だが、市場が注視するイランの核問題で「先行きが依然不透明」(米アナリスト)との見方から、下値は限定的となっている。



原油価格の高騰
Q　高騰の原因は。
A　生産量世界第4位であるイランの核開発問題をめぐる緊張の高まりに加え、アフリカ最大の産油国ナイジェリアで政府勢力の攻撃による一部生産停止状態が続いていることや、米国内のガソリン在庫減が価格上昇を期待する投機筋からの資金流入を加速させた。

NY原油また最高値70.88ドル

‘06/04/19の新聞記事から

NY原油また最高値70.88ドル

【ニューヨーク18日共同】ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、イランの核開発問題などによる供給不安から急伸し、18日未明の時間外取引で指標となる米国産標準油種(WTI)5月渡しが一時、1バレル=70.88ドルをつけ、ハリケーン「カトリーナ」の影響で昨年8月30日につけた過去最高値(70.85ドル)を更新した。