備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

081013 海自で集団暴行死か  三等海曹 15人相手に格闘訓練

2021-02-21 11:34:36 | 社会
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’08/10/13の朝刊記事から

海自で集団暴行死か
 三等海曹 15人相手に格闘訓練


海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊」の隊員を養成する第一術科学校(広島県江田島市)の特別警備課程で9月、同課程を中途でやめ、潜水艦部隊への異動を控えた男性三等海曹(25)=愛媛県出身、死亡後二曹に昇進=が、1人で隊員15人相手の格闘訓練をさせられ、頭を強打し約2週間後に死亡していたことが12日、分かった。




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7月にも別の隊員が異動直前の格闘訓練で隊員16人の相手をさせられ、歯を折るなど負傷していたことも判明。
教官らは三曹の遺族に「(移動の)はなむけのつもりだった」と説明しており、同課程をやめる隊員に対し、訓練名目での集団暴行が常態化していた疑いがある。
海自警務隊は傷害致死容疑などで教官や隊員らから詳しく事情を聴いている。




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三曹の遺族は「訓練中の事故ではなく、脱落者の烙印を押し、制裁、見せしめの意味を込めた集団での体罰だ」と反発している。




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081012 緑茶カテキンが効果 大腸ポリープ再発抑制

2020-12-29 21:01:49 | 社会
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’08/10/12の新聞記事から

緑茶カテキンが効果
 大腸ポリープ再発抑制


緑茶成分のカテキンを含む錠剤を飲み続けると大腸ポリープの再発が抑えられることを、岐阜大医学部の清水雅仁助教や森脇久隆教授らが臨床試験で確かめた。
名古屋市で28日から開かれる日本癌学会で発表する。

大腸がんのもとになるポリープの再発予防が緑茶錠剤の臨床試験で実証されたのは初めて。
1錠20円以下で市販されている手軽な緑茶錠剤によるがん予防の可能性をうかがわせる成果と言える。




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臨床試験には、岐阜大病院など岐阜県内の4病院が参加した。
大腸ポリープを内視鏡で切除した125人のうち60人に緑茶錠剤3錠(計1.5グラム、6杯分)を毎日飲んでもらい、飲まない65人と、1年後に大腸を内視鏡で検査して、ポリープ再発率を比べた。

再発率は、緑茶錠剤を飲まなかった人では31%だったのに対し、錠剤を飲み続けた人たちでは15%と明らかに低かった。




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080922 メラミン混入疑い 病院などに菓子30万個 全国3000施設に納入

2019-07-02 19:44:50 | 社会
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’08/09/22の朝刊記事から

メラミン混入疑い
病院などに菓子30万個 全国3000施設に納入


丸大食品(大阪府高槻市)が有害物質メラミン混入の虞がある5商品の回収を始めた問題で、対象商品の菓子約3万袋(約30万個)が給食大手の日清医療食品(東京)を通じ業務用として病院や老人保健施設など全都道府県の計3054施設に納入されていたことが21日、分かった。

業務用ルートが判明したのは初めて。

道内には、都道府県別の納入先で最も多い208施設に13,950個が収められていた。



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またスーパーなど一般消費者向けの出荷数がすでに明らかになっている約2,800袋を含め少なくとも1万5千袋近くに上ることもわかった。

商品の消費地は全国に及び出荷数も急増。

中国で死者まで出したメラミン混入事件の影響が拡大した。

日清医療食品が丸大から問題の菓子を購入したのは7月から9月20日までの約3カ月間だけで、約30万個の大半がすでに食べられたとみられる。

健康被害の報告はないという。

丸大は「ほかに業務用ルートの販売はない」と説明している。



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日清医療食品
ジャスダック市場上場の給食業者。
1972年創業。
医療・福祉施設の給食受託会社では国内最大手で全国の施設に食事サービスを提供している。
2008年3月期の連結売上高は1934億円。
本社は東京都千代田区。
即席麺最大手の日清食品とは関係ない。





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080910 汚染米 仕入れ3円、転売70円

2018-11-29 14:04:47 | 社会
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'08/09/10の朝刊記事から

汚染米 仕入れ3円、転売70円
三笠フーズ 巨額利ざや稼ぐ


米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)が農薬、カビ毒に汚染された事故米を食用に不正転売した問題で、同社が関連会社経由で1キロあたり約3〜12円で仕入れた汚染米を鹿児島県内の焼酎メーカーに同70円程度で売却していた可能性が強いことが9日、関係者の話で分かった。
他の業者に対しても同様の手口を繰り返していたとみられ、農林水産省から安く仕入れた「非食用米」を「食用米」と偽り、巨額の利ざやを稼ぐ構図が鮮明になった。



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農水省は、「食用」として販売したことを契約違反として、食用に販売して得た金額と工業用に販売した際の差額に30%のペナルティーを上乗せした額を同社に請求する方針。
総額は数千万円に上る見通しだ。

関係者によると、鹿児島県内の焼酎メーカーは数年前から三笠フーズの関連会社の米穀卸会社と取引を開始。
1キロ当たり70円程度で米穀卸会社からコメを購入しており、「県の酒造組合から買えば1キロ当たり約80円はする。(三笠フーズ経由の)価格の安さは認識していたが、不自然だとは思わなかった」と話している。



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農水省によると、この焼酎メーカーが購入したのは、カビ毒アフラトキシンが検出されたベトナム産の汚染米。

三笠フーズは2004年4月から今年5月にかけ、4回にわたりベトナム産の事故米を合計で約20トン、同省から購入。
購入金額は1キロ当たり3〜12円だった。
うち約3・4トンがアフラトキシンに汚染されていたが、三笠フーズは焼酎メーカー2社に売却していた。

また、関係者によると、三笠フーズは汚染米を食用に不正転用したのに「のり用に加工して出荷した」などと偽装した売上伝票や商品台帳などを農水省に提出していたという。




撮影機材
Kodak DC4800




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080909 相撲協会 理事長に武蔵川親方 大麻問題 露鵬と白露山解雇

2018-11-27 20:37:50 | 社会
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'08/09/09の朝刊記事から

相撲協会 理事長に武蔵川親方
大麻問題 露鵬と白露山解雇


日本相撲協会は8日、幕内露鵬(28)=大嶽部屋=と十両白露山(26)=北の湖部屋=が尿検査で大麻に陽性と確定した問題を受けて東京・両国国技館で緊急の理事会と評議委員会を開き、引責辞任した北の湖理事長(55)=元横綱、本名小畑敏満、胆振管内壮瞥町出身=の推薦で、後任には協会ナンバー2の事業部長だった武蔵川親方(60)を選出した。



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理事会に先立って行われた再発防止検討委員会は露鵬と白露山を個別に呼び、精密検査で検出された大麻成分の濃度が世界反ドーピング機関(WADA)が吸引を判断する基準値を露鵬は5倍、白露山は10倍と大きく超えたとの結果を説明した。

6月のロサンゼルス巡業で吸引したとの疑惑もあり、この点も追求した。
2人とも大麻使用をあらためて否定したが、同委員会は理事会に厳しい処分を求めた。

これを受けて理事会は両力士を解雇、露鵬の師匠、大嶽親方(元関脇貴闘力)を委員から年寄に降格する処分を決めた。

北の湖前理事長は理事になることで「理事会としての処分」(九重広報部長)とした。

記者会見で、北の湖前理事長は「ファンの皆様には本当に申し訳ない」と陳謝した。

現役力士の解雇は8月に大麻所持容疑で逮捕された元若ノ鵬(8日に釈放)以来。



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腹を据えていく

武蔵川新理事長(元横綱三重ノ海)の話


自身も協会も腹を据えていかなければいけない。
一丸となって2度とこういう事件を起こさないよう頑張る。
外国人だけでなく、全力士に厳しく接するよう、師匠にも指導する。
少子化、いろいろな(問題の)再発防止にも力を入れる。



武蔵川 晃偉 (むさしがわ・あきひで=本名石山五郎、元横綱三重ノ海)
1963年名古屋場所で初土俵。
79年名古屋場所後に31歳で横綱に昇進した。
優勝3回。
引退後は武蔵川部屋を興し、横綱武蔵丸や大関出島、武双山、雅山らを育てた。
現在は相撲協会ナンバー2の事業部長を務めていた。
60歳。三重県松阪市出身。



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