備 忘 録"

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080909 三笠フーズ 商社からも汚染米購入 利ざやの拡大狙う

2018-11-25 20:39:38 | 社会
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08/09/09の朝刊記事から

三笠フーズ 商社からも汚染米購入 利ざやの拡大狙う

米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)が汚染された事故米を不正転売していた問題で、同社が利ざやを拡大する目的で総合商社大手の双日や住友商事からも事故米を大量購入していたことが8日、関係者の話で分かった。



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農林水産省以外にも事故米の調達ルートを確保することで、同社は取扱量を増やし、仕入れた安い事故米を他業者に食用として高く販売していたという。
関係者によると、輸入米の中でも価格が安いものは、1トン当たり7万円前後。
工業用糊などに使用される事故米は同1万円以下で取引されているといい、6万円前後の利ざやがあったとみられる。

三笠フーズから事故米を購入した焼酎メーカー各社からは「非食用と知らずに購入してしまった」など、戸惑いの声が上がっている。
また汚染米の流通先として、茨城、千葉、静岡、岐阜、京都など13府県延べ86業者に拡大したことも判明。



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事態を重く受け止めた同省は同日、政府から事故米を購入する業者を対象に抜き打ち調査を導入するなど監視体制を強化する方針を打ち出した。

同省によると、三笠フーズは2006年度、福岡県の米穀業者経由で双日から、残留基準を超える殺虫剤のアセタミプリドが検出されたベトナム産うるち精米の汚染米を598トン購入。

05年度には住友商事から、カビの生えたタイ産うるち精米とうるち砕精米を計145トン直接買っており、05、06年度の2年間に「商社ルート」で計743トンの事故米を購入した。
ただ、住友商事分はカビが生えていたものの人体への有害物質は検出されていないという。



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三笠フーズに販売したことについて住友商事幹部は「100トンを超すカビ米が出るのが珍しく、買い取ってくれる業者は限られる」と説明。
同省によると、03年以降、事故米の商社経由での購入実績があるのは三笠フーズだけという。




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080908 泊1号機 軽油3.8キロリットル漏れる

2018-10-14 16:22:16 | 社会
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08/09/08の朝刊記事から

泊1号機 軽油3.8キロリットル漏れる
非常用発電機のタンク室


【泊】北海道電力は7日、定期検査中の泊原発1号機(後志管内泊村)の非常用ディーゼル発電機の屋外地下燃料タンク室で、燃料の軽油約3.8キロリットルが漏れたと発表した。

外部への放射能漏れはなく、2号機の運転に支障はない。
北電は漏出箇所や原因を調べている。

北電によると、同日午前9時50分ごろ、非常用発電機の点検作業中に、地下燃料タンク室で軽油が漏れ出しているのを発見。
消防に通報し、タンクの弁を閉め、漏れは停止した。
発電所施設外部への油漏れはないという。

1号機の非常用発電機は2台あり、容量115キロリットルの地下燃料タンクは2基ずつ計4基ある。



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また北電は、8月31日未明に定期検査工事用の発電機から燃料の軽油16リットルが漏れたことも発表した。
燃料管の接続部からの漏れが原因とみている。
北電は2件の漏出について、いずれも発生当日に道や地元4町村に連絡した。

非常用発電機は、事故で原子炉に電力を供給できなくなった時、原子炉を安全に停止させるための設備。




撮影機材
Kodak DC4800



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080903 機密漏えい 西山元記者の敗訴確定

2018-08-17 13:42:55 | 社会
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’08/09/03の朝刊記事から

機密漏えい 西山元記者の敗訴確定
最高裁、損害賠償認めず
「沖縄密約」問題 文書公開を請求 ジャーナリストら


1972年の沖縄返還交渉時の日米密約をめぐる外務省機密漏えい事件で、国家公務員法違反で有罪が確定した元毎日新聞記者西山太吉さん(76)=北九州市=が不当な起訴で名誉を傷つけられたとして、国に損害賠償などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第三小法廷(藤田宙靖裁判長)は2日、西山さんの上告を退ける決定をした。
原告が敗訴した1、2審判決が確定した。
裁判官4人全員一致の決定。
藤田裁判長は「原告は違憲をいうが、事実誤認や単なる法令違反を主張するもので上告事由に該当しない」と述べた。



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西山さんは72年4月、国家公務員法違反で起訴された。
今回の提訴は約33年後の2005年2月で、不法行為から20年で損害賠償請求権が消滅する除斥期間の適用が争点となった。
一審東京地裁判決は「不法行為が成立するとしても、請求権はすでに消滅した」と判断。
2審東京高裁判決も「除斥期間満了まで、訴えの提起が不可能な状況にあったとは認めがたい」と、いずれも除斥期間を適用して原告の請求を棄却した。
1、2審判決とも、沖縄返還に際し、米国が負担すべき軍用地の原状回復補償費400万ドルを、日本政府が肩代わりするとした密約の存在は判断せず、最高裁も言及しなかった。



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1972年の沖縄返還の際、日米間に密約があったとされる問題で、ジャーナリストや研究者らが2日、外務省と財務省に密約の存在を裏付ける文書の情報公開を請求した。
すでに米政府の公文書などは発見されているが、日本政府は密約の存在を否定し続けている。
情報公開請求したのは密約の存在を報じ、国家公務員法違反罪で有罪が確定した元毎日新聞記者の西山太吉さん(76)やジャーナリストの筑紫哲也さんら計63人。
基地の移転費用など計2億ドルを日本政府が支払うことを定めた合意文書など3通について請求した。



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フリージャーナリストの土江真樹子さんは会見で、「(密約を裏付ける)証言や文書があるにも関わらず、日本政府からは何一つ公開されていない。国民の知る権利を確認し、こうした現状を打破したい」と話し、請求の意義を強調した。



撮影機材
Kodak DC4800





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080903 露鵬と白露山 大麻陽性

2018-08-14 09:39:58 | 社会
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'08/09/03の朝刊記事から

露鵬と白露山 大麻陽性
警視庁 北の湖部屋捜索


ロシア出身の力士、西前頭三枚目露鵬(28)=本名ソスラン・ボラーゾフ=と弟の東十両六枚目の白露山(26)=本名バトラズ・ボラーゾフ=が、日本相撲協会の検査で大麻の陽性反応が出たことから、所持していた疑いが強まったとして警視庁は2日夜、2人が所属する大嶽部屋と北の湖部屋を大麻取締法違反容疑で家宅捜索した。

相撲界ではロシア出身の元幕内若ノ鵬が8月に大麻取締法違反で逮捕されており、薬物疑惑がさらに拡大。

白露山の師匠である相撲協会の北の湖理事長の進退問題に発展するのは必至だ。



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理事長進退 波及は必至

相撲協会が同日実施した抜き打ちの簡易尿検査で大麻の陽性反応が出たため、警視庁に通報した。
大麻取締法は使用について罰則はないが、警視庁は大麻を所持していた疑いがあるとして部屋の捜索に踏み切った。

2人は元若ノ鵬と親交が深かった。
相撲協会の事情聴取に大麻使用を否定して潔白を訴え、精密な検査を要望した。
2人の尿サンプルはドーピング検査機関に送られ、3日から48時間以内に正式な判定が下る見通し。

相撲協会で力士死亡の再発防止検討委員会委員を務める大西祥平・日本アンチ・ドーピング機構専門委員によると、同じ尿で露鵬は3回、白露山は2回検査したが、すべて同様に陽性だった。
少なくとも2、3日以内に体内に入らないと陽性反応は出ないという。

今回の検査は元幕内若ノ鵬が逮捕、解雇されたのを受けての措置で、大麻と2種類の覚せい剤に対する、テストだった。




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露鵬、白露山兄弟
露鵬(28)と、白露山(26)の兄弟は、大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された若ノ鵬(解雇)と同じロシア北オセチア出身。
2002年夏場所、そろって初場所を踏んだ。
部屋は兄の露鵬が大横綱大鵬が興した大鵬部屋で、現在は元関脇貴闘力が継いで大嶽部屋となっている。
弟の白露山は元大関北天佑の二十山部屋で、06年に二十山親方の死去に伴い、現理事長の北の湖部屋に移籍している。

露鵬は04年秋場所の新入幕で10勝を挙げて敢闘賞。
将来を嘱望されたが、血の気が多く06年名古屋場所ではカメラマンを殴打して3日間の出場停止処分を受けた。
最高位は小結。
白露山は05年名古屋場所が新入幕。
幕内で目立った活躍はないが、冷静な性格で粗暴な兄を抑える役目も担っていた。
最高位は前頭二枚目。




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調べてもらえばいい
北の湖理事長(元横綱)の話


(弟子の)白露山は2週間前に(警察から)事情聴取された時に何も言われなかったが、(今日の)検査でちょっと出たようだ。
疑いがあるというなら、よく調べてもらえばいい。
(露鵬を含め)2人とも疑いがあったと聞いている。



撮影機材
Kodak DC4800



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080830 原潜放射能漏れ 米海軍の報告 水染み出し原因

2018-06-23 20:33:50 | 社会
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'08/08/30の朝刊記事から

原潜放射能漏れ 米海軍の報告 水染み出し原因

外務省は29日、米海軍の原子力潜水艦ヒューストンの放射能漏れ事故に関して、同艦のバルブの一つから放射能を含んだ水が染みだしたことが原因との報告を在京米大使館から受けたと発表した。

染みだしは2006年6月から08年7月まで発生。
米海軍の基準を上回ったものの少量だったとし、人間の健康や環境に「悪影響は及ぼさない」と説明した。
こうした事例は「過去50年以上存在しなかった」という。

同原潜はこの間、米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)、横須賀基地(神奈川県横須賀市)、ホワイトビーチ(沖縄県うるま市)に寄港、放射能漏れを起こしていた。
佐世保基地には06年7月に入港しているが、この時から放射能を漏らしていたことになる。



撮影機材
Kodak DC4800




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