政府税調会長 伊藤東大教授で調整

ヴェトナム　国賓接見室　Kodak DC4800

'06/12/25の朝刊記事から

政府税調会長　伊藤東大教授で調整

政府は２４日、公務員宿舎に知人の女性と同居していた問題で政府税制調査会の会長を辞任した本間正明氏の後任に、政府税調委員で東京大学大学院教授の伊藤元重氏（５５）を充てる方向で最終調整に入った。
安倍晋三首相が近く決定する。

政府税制調査会
中長期的な観点から税制のあるべき姿を提言する首相の諮問機関。
会長は委員の互選で選出され、任期は委員と同じ３年間。
来年は消費税の税率引き上げや法人税減税など税制の抜本改革を論議することになっており、会長には多様な主張を調整し、改革の方向性をまとめていく役割が期待される。

赤字国債圧縮２０兆円

ヴェトナム　Kodak DC4800

'06/12/25の朝刊記事から

赤字国債圧縮２０兆円
来年度予算政府案決定　なお借金頼み

政府は２４日の閣議で、２００７年度予算の政府案を決定した。
一般会計の総額は、本年度当初予算比４．０％増の８２兆９０８８億円と２年ぶりに増加。
政策的経費である一般歳出も１．３％増の４６兆９７８４億円と、３年ぶりに増えた。
新規国債発行額は２５兆４３２０億円。
景気回復による大幅な税収増で国債の減額は０６年度当初比で過去最大の４兆５４１０億円となった。
それでも歳入の国債依存度は３０．７％と、借金頼みの財政の構造は変わらない。