’08/06/03の朝刊記事から
四川大地震 テント成都に到着
日本追加支援、まず400張り
【成都(中国四川省)2日共同】中国・四川大地震の被災者救援のため、愛知、兵庫両県が無償で提供したテント計400張りを積んだ、日本政府チャーターの日航機が2日夜、四川省成都市に到着した。
日本の追加支援の第一陣で、3日朝に通関後、同市に引き渡され、多くの被災者がいる都江堰市などに送られる予定。
四川省政府の唐宏・外事弁公室副主任は2日夜、チャーター機が到着した空港で「日本政府は中国国民が最も必要とする時に助けてくれた。さらに今回、テントを送ってくれたことに感謝する」と述べた。
日本政府は当初、自衛隊機による空輸を検討したが中国側の慎重論から断念。
最大5億円相当の追加支援を決定し、中国側の要望の強いテント計1,200張りを送ることを決めている。
残りの800張りは、内閣府国際平和協力本部事務局の700張り、防衛省・自衛隊の100張りで、できるだけ早期に被災地に輸送する方針。
医薬品などの救援物資についても自治体、企業からの申し出などを受け、順次提供していく。
追加分を合わせると支援総額は最大10億円相当になる。
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