備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

080719 自衛隊アフガン派遣見送り 日米同盟すきま風

2016-11-05 15:09:56 | 政治
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’08/07/19の朝刊記事から


自衛隊アフガン派遣見送り 日米同盟すきま風
「調査団」悔やむ政府


政府が18日、アフガニスタン本土への自衛隊の支援拡大を見送る方針を固めたことで、派遣を期待する米国との間に「すきま風」が吹くのは避けられない見通しだ。
安易に調査団を派遣した政府判断の甘さを露呈した格好で、日米の緊密な連携を必要とする対北朝鮮外交などに悪影響を及ぼす畏れもある。
「調査団を出したことで、米国の期待値を上げてしまった」
外務省首脳は同日、外務、防衛両省による調査団派遣を悔やんだ。


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支援拡大に前向きだった町村信孝官房長官らの意向を受け、調査団が現地に向かったのは6月上旬。
国際治安支援部隊(ISAF)の後方支援として陸自の大型ヘリによる輸送活動などが検討された。
調査団派遣と活動内容検討は、米国に「自衛隊派遣実現を意味するメッセージ」と受け止められただけに、期待を裏切った格好だ。

近年の日米関係は、小泉純一郎元首相が対米追従との批判を浴びながらも米国もイラク攻撃をいち早く支持し、ブッシュ米大統領と「蜜月時代」を築いた。


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福田康夫首相は、米国が求める集団的自衛権の行使に関連し、憲法解釈の変更を否定するなど、両国の関係は「当時の貯金を食いつぶしている状態」(外務省幹部)という。
拉致問題を抱える日本の反対にもかかわらず、米国が北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除の手続きに入るなど日米の足並みの乱れも目立ち始めた。
外務省幹部は「首脳同士で連携を強調しても、行動が伴わないと双方に不信感が生まれる」と懸念を深める。



撮影機材
Kodak DC4800






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