米産牛肉で手続き不備

‘06/11/09の朝刊記事から


米産牛肉で手続き不備
出荷施設の輸入停止　厚労、農水省

厚生労働、農水両省は8日、日本に運ばれた米国産牛肉に対日輸出の手続きがなされていない「胸腺」が混入していたと発表した。
牛海綿状脳症（BSE）の特定危険部位ではないが、日米間で合意した対日輸出プログラムに違反しており、両省は出荷した工場からの牛肉の輸入手続を停止した。
7月27日の米国産牛肉輸入再開以降、対日輸出プログラム違反が起きたのは初めて。

米国側は、他国向けの胸腺が誤って日本向けに発送されたと説明。
日本側は、米国に詳細な調査と再発防止策を求め、日本側による現地調査を行うまでは同工場からの輸入は認めない方針だ。

NHKへの放送命令

‘06/11/09の朝刊記事から


NHKへの放送命令
総務相、週内発動へ
電波管理審「適当」と答申

菅義偉総務相は8日、北朝鮮による拉致問題をNHK短波ラジオ国際放送で重点的に扱うよう、放送法に基づく放送命令を出すことについて電波管理審議会（総務相の諮問機関、会長・羽鳥光俊中央大教授）に諮問、同審議会は適当と答申。
菅総務相は週内にも放送命令を発動する考えを表明した。

放送法33条は、総務相の権限として、「放送事項その他必要な事項を指定して国際放送業務を行うべきことを命じることができる」と規定。