2 0 1 6 年 9 月 1 7 日 ( 土 )
午 前 7 時 0 8 分
函 館 朝 市
JR函館駅とは道を挟んで南側にある
函館朝市。
「日本三大朝市」・・・には挙げられないのですが、函館の朝市は知名度抜群の市場です。
店舗数は約280店舗と規模も大きく、観光客がよく立ち寄るスポットでもあります。
※「日本三大朝市」は、一般的に
勝浦朝市(千葉県勝浦市)、
輪島朝市(石川県輪島市)、
飛騨高山朝市(岐阜県高山市)の3つが挙げられています。
それでは朝市の中へ。
ぴちぴち動く、イキのいいイカ。
函館といえば、まずは
イカ。
朝市内にはイカのいけすがあって、イカ釣りが体験できる店舗もあります。
そういえば市電の1日乗車券は
「ICAS(イカス)Ticket」でした。
多分関係ないとは思いますが。
北海の恵み、
カニさんです。
ここで撮影をしていると、
恐るべき店員♀が獲物の私を狙ってきました。
私が船橋から来たといえば、「じゃあ郵送で~」と返してきます。
「私、ひとり暮らしなんで料理できない」とか何とか言って、ようやく切り抜けました。
ここで私事ではありますが・・・・・・翌9月18日は、
私の大事な方の
何十何回目の誕生日。
「誕生日という大事な日に、お前はひとりで北海道を旅行しているのか!!」というお叱りは、まったくごもっともです。
そこで誕生日プレゼント・・・というわけではなく、単に北海道のお土産として、このカニを直送するのも悪くないかな~と考えました。
その方の正確な住所を忘れてしまったので、朝早く電話してたずねます。
電話「♪(某EXの楽曲)~~~~」 (※彼女が設定している待機音)
電話「こちらはauおるすばんサービスです・・・・・・」
残念~~カニ獲得ならず~~。
結局函館朝市では何も買うことはありませんでした。
さてさて、朝市に来た理由はお土産を買うのではなく、朝食をとるためでした。
多くのお店がある中、私が目をつけていたお店は、
「きくよ食堂」本店。
よね先生のサイトを思いっきり参考にさせていただきました。
こちらは朝市でも有名な人気店なのか、朝早いのにすでにほぼ満席。
席が少ないせいでもあるようですが、漢一匹の私は相席ということで着席。
テーブルのマットの下にある黄色い紙は、
函館弁のリストになっていました。
朝ごはんが来る間に読んでみました。
「なまら」 すごく、とても。
これはよく聞きます。どうでしょうでも大泉さんがたまに口にする言葉です。
「おばんです」 こんばんは。
おばんですって東北のイメージが強い言葉です。仙台では「OH!バンデス」なる番組もあるくらい。
「汽車」 JRの列車。路面電車は「電車」と呼ぶ。
なるほどねぇ。そういえば函館本線は新幹線開通まで非電化でしたね。
函館弁を学んでいるうちに、私の注文した
ともえ丼(1,815円)がやってきました。
ともえ丼は、
イクラ、ホタテ、
ウニの三色。きれいな円グラフのように盛りつけされています。
お味噌汁は・・・たぶん岩のりかな?
たくあんは苦手なので、丁重にお返ししました。
ともえ丼! うまいぃぃ!!
北海道に来たなら、やっぱりこういう海鮮ものを食べないとね(^^♪
量はそれほど多くはなかったので、早々に完食してしまいました。
ゆっくり食べたのではありますが(^_^;)
さて外をうかがうと、
なんとどしゃぶり。
朝から曇りがちだった函館地方は、この時間に大雨が降ったのです。
傘など持ち合わせていない私は出るに出られず、軒先でお店のおばちゃんとおしゃべり。
スマホさんで確認するとにわか雨のようで、ほどなく止むとのこと。
いつまでも「きくよ食堂」さんの軒下で立ち往生してもいられません。スケジュールに余裕はあまりない旅ですから。
気象庁さんのデータを信じ、私は傘を買わず外に駆け出しました。
局地的な大雨だったようで、函館朝市を後にする頃には小降りになっていました。