「但馬の小京都」・
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全但バス出石営業所から、出石の城下町を歩きます。
出石営業所は城下町のややはずれにあるので、
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谷山川という小さな川を渡って、城下町に入ります。
そのまままっすぐ歩いていき、
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信号のない細い道の丁字路。
斜向かいにある成田酒店さんが目印のところを入っていきます。
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本町通りという小路へ。
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最初の十字路・
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雰囲気ある街並みとともに、道沿いに現れ始めるそば屋。
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三つ目の十字路・大手前通りとの角にあるのが、
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今回おじゃまする「正覚田中屋」さんです。
【今回の移動行程】
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全但バス出石営業所 13時22分発
兵庫県道2号宮津養父線・出石城下町本町通り経由
正覚田中屋 13時30分着
*移動距離 550メートル
*移動時間 8分
何十軒あるそば屋さんの中から選んだお店・「正覚田中屋」さん。
ランチタイムは過ぎていたにもかかわらず、おそばで舌鼓を打つお客さんが数組いらっしゃいました。
さて、どの席でいただこうか・・・・・・お目当ての席が見当たりません。
店内でまごついている不審な客=私に、店員さんが声をかけます。
「いかがなさいましたか?」
「『水曜どうでしょう』のスタッフが座った席は・・・」
「ああ、あちらですね」
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入口近くのテーブル席の間から小さな障子戸を隔てた、小ぢんまりした座敷席。
この席こそ、どうでしょう班が皿そばを食べた席なのです。
私は、上座のミスター・鈴井貴之氏の着座した場所に腰を下ろしました。
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先付のほうじ茶と素揚げそばが供され、ここでオーダーをします。
オーダーはもちろん皿そばなのですが、問題は何皿いただくか。
出石では、男性は20皿、女性は15皿の皿そばを食べると「そば通」の称号を得られ、記念品がもらえるそうです。
そこで目標は20皿!なのですが、皿そばは5皿で1人前とされています。
4人前のそばを食べきることができるでしょうか・・・?
そこでお店の方と相談して、とりあえず15皿オーダー。
その後様子を見て、残りの5皿をオーダーすることとしました。
お食事代は、最初の5皿が900円、以降1枚追加するごとに150円となっています。
おそばがやってくるまで・・・
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「どうでしょう」の画角を探してみました。
そうこうしているうちに、おだしと薬味がきました。
薬味はおねぎ、わさび、とろろと温玉です。
おだしの徳利とお猪口は、白さ際立つ出石焼のものでしょうか。
オーダーから約10分後、最初の5皿がやってきました。
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出石皿そば、うまい!!
まずはおだしをつけずにいただくと・・・そばの風味がとても色濃く感じられ、とてもおいしいです。
おだしの味は、甘みがない江戸そばのおつゆの味に似ています。
ですが、江戸のつゆほど塩辛さは強くはありません。
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どうでしょう班、というより大泉さんはなかなか辛辣なことを言っていますが、おそらくおだしの味の好みが合わなかったのかもしれませんね。
甘みのあるおつゆに慣れている方は、じゃっかん違和感を感じるかもしれません。
私は甘いつゆも塩辛いつゆも好きなので、問題なくいただいています。
八鹿駅でパンを食べたとはいえ、まだまだ空腹に近い状況。
難なく5皿を平らげました。
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最初の5皿から7分後、第2弾の10皿がやってきました。
そばが10枚も並ぶと、なかなかの画になりますねぇ~。
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11皿目からは、とろろを投入。
時としてそばにわさびを一つまみ添えて、飽きが来ないように味わっていきます。
2人前を平らげてきましたが、私の胃袋はまだまだ余裕のようです。
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15皿平らげたところで、そば湯がやってきました。
ここでさらに5皿を追加発注します。
やはり目標は「そば通」の称号、20皿です。
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追加の5皿が登場。
ここでおだしに温玉を投入、最後の闘いへ。
16皿、17皿、ここにきて胃袋が悲鳴を上げ始めました。
18皿、19皿をなんとか食べて・・・
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最後の1皿まできました。
ここで店員さんが登場。
なんとオーダーしていないはずのそば団子を出してくださいました!
なんでもどうでしょう藩士限定のサービスらしいです。
午後2時05分、23分間の皿そばの闘いを制し、完食。
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「そば通」の称号を獲得し、「そば通」の証である通行手形が授与されました。
そして芳名帳にわが氏名を記入し、永く「そば通」として讃えられることとなったのでした。
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サービスのそば団子も含め、すべて完食。
お食事代3,150円を支払って、「正覚田中屋」さんを後にしました。
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「正覚田中屋」さんの入口が面する大手前通り。
その先に見えるのは、出石のシンボル・辰鼓楼【豊岡市指定文化財】です。
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「嫌味なくらい『そば』だよ」
「これはそばアレルギーの人とか来れないよ、これ」
大泉さんのコメントにもあるように、本当にそば屋さんの多い城下町です。
どうでしょう班は、この大手前通りを辰鼓楼側から田中屋さんの方へやってきましたが、私はその逆を進み・・・
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辰鼓楼がよく見える出石城大手門跡へ。
どうでしょう班もここで撮影を行ったようですね。
辰鼓楼は、札幌の時計台と並んで日本最古の時計台とされています。
時計台が完成したのは双方ともに明治14年(1881年)で、どちらがより古いものなのかはわからないそうですが、札幌時計台が官営(国が主導となって造られた)なのに対し、辰鼓楼は民間の資本で造られました。
もう少し先へ。
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出石観光の拠点・いずし観光センター。
ここから辰鼓膜を見ると・・・
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「山あいの城下町 出石」
どうでしょう班が出石に入ってきたシーンと同じ画角を見ることができます。
辰鼓膜も、左の出石内町郵便局も、30km/h制限&駐車禁止の交通標識もいまだ健在です。
出石のどうでしょうロケ地めぐりも、ここまで。
このあとは、雨の出石城【豊岡市指定史跡】を登城します。
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