雪が止んだところを見計らって高岡市立博物館@高岡古城公園を出たのですが、雪は再び本降りになってきました。
旅先で傘を買っても荷物になるだけさ!と考えていた私でありましたが、さすがに後悔していました。
次の目的地は、高岡山瑞龍寺。
富山県随一の名刹で、その堂宇は富山県唯一の国宝に指定されています。
JR高岡駅からは、高岡古城公園&高岡大仏と、瑞龍寺とではちょうど正反対の方向にあります。
よっていったん駅に戻ることとしました。
雪はいちだんと激しさを…ん!? 雪が?
信号待ちをしている私に、恵みの傘が!
北陸の雪をナメきっていた馬鹿な旅人に、高岡の淑女が傘を寄せてきたのです!
いや~ありがたい!
私は相変わらず年上の淑女には強い!!
淑女はJR高岡駅へ向かうとのこと。
しばし淑女と相合傘ということとなりました。
淑女によると、高岡で外せないのは高岡大仏と瑞龍寺だそうです。
高岡大仏はあまり大きいものではないのだが、鋳物産業の街の誇りを感じます。
JR高岡駅の構内を通り抜けて、淑女とはお別れ。
瑞龍寺までのルートを教えてくれました。
ここからは再び雪との闘いです。
風雪を受けながら駅前の大通りを歩き、八丁道という通りに差しかかりました。
八丁道は、前田利長公墓所と瑞龍寺を結ぶ参道。
かつては道沿いに濠もあったようで、有事の際の防衛ラインと想定されていたといいます。
現在の八丁道は、道の中央が瑞龍寺への参道になっていて、両サイドに車道が通ります。
道の構造は鎌倉の若宮大路に近いようです。
八丁道の途中にも・・・
前田利長公が雪をかぶりながら座っておられました。
雪が降りしきるなか・・・
瑞龍寺に到着。
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