鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

小机城・後章~竹に護られし空堀

2018-08-12 | 城郭【続日本100名城】


2 0 1 8 年 5 月 6 日 ( 日 )

午 前 1 1 時 3 1 分

横 浜 市 港 北 区

小 机 城 址 市 民 の 森



最初の続100名城は、横浜市内にある小机城です。



西郭(本丸)から、東郭(二の丸)へ移動中。



土橋を経て、東西両郭の間、南北に細長く横たわるつなぎの郭に進みます。



土橋から南方を望むと、掘りの深い見事な空堀が走っています。
画像左側がつなぎの郭、右側が西郭。
つなぎの郭の方が高地にあって、より南側にせり出しているかのようです。



つなぎの郭に到着。
郭の南側には、矢倉跡の表示が立っています。
この周囲は・・・



本丸・つなぎの郭間の空堀。高い・・・。



こちらは二の丸・つなぎの郭間の空堀です。



つなぎの郭の先っちょです。
見ているだけで血沸き肉躍る・・・見事な空堀。



つなぎの郭を出て、



東郭(二の丸)へ。



ここで非常事態発生!
私のおなかがちょっとばかり悲鳴をあげてきました!



退却~
城内にトイレはありませんが、城自体があまり大きくないので難なく戻れました。

ですが・・・このトイレ、せまい。
背に腹は代えられず中で用を足そうとしますが、電灯のスイッチが見当たらない。
外では練習に来ていた野球少年たちでワイワイとにぎわう中、私は携帯をライト代わりにして用を足すハメに。

そうそう、せっかく小机城に来たんだ。



小机城、制覇! そして・・・



篠原城も制覇!
篠原城は小机城の支城でした。



非常事態を乗り切った私は二の丸に戻る前に、空堀の中に入ることにしました。

 

 



登城してきた旅人と比べると、空堀の規模がよくわかりますね。




遊歩道に戻って、東郭へ。





見事な竹林。
鎌倉の竹寺とちがうのは、ここが市民公園になっていて少年少女でにぎわっているので、幽玄さはあまりかんじられないところ。




東郭(二の丸)に到着。



東郭にも櫓台があったようです。
櫓台は、東郭を取り巻く土塁に連続して設置されていました。





東郭(二の丸)は、西郭(本丸)よりも広いようです。
案内看板にもありましたが、東西両郭でどちらが本丸だったのかは現在もよくわかっていないのだそうです。
元は東郭が本丸で、北条氏が改築して西郭が本丸になったという説が有力なのだとか。




東郭の足元には、見事な竹林の間を遊歩道が通っています。
こちらは東郭・つなぎの郭間の空堀の北側にあたります。



東郭から下る階段を、孟宗竹が貫いて伸びています。



空堀を進む遊歩道。
左は東西両郭をつなぐ土橋へ続き、右は空堀を進んで西郭へと続きます。





雰囲気ある竹林の中を歩いていきます。



西郭へと続く上り階段ですが・・・



ここからの画が、スタンプの絵柄に用いられているようですね。



少年たちが野球の練習をしている西郭(本丸)に到達しました。



西郭を後にしますが、



まだ「富士仙元」というところが残っています。



案内にしたがって進むと・・・城を出てしまいました。



第三京浜のガード下を進み、



うぅ・・・階段を上らされるのか。



JR横浜線のトンネル、その上には小机城の出丸が残っているようです。



約100段の階段を上ると、分かれ道。



木の陰で目立たない道を進むと、



小高い丘のてっぺんにある富士仙元に到達しました。



第三京浜の向こう側に、小机城の西郭がよく見渡せます。



丘からの眺望と、丘を流れる涼風で身を癒し、小机城の登城はこれにて終了。






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