時刻は午前9時半。
北の大都市・札幌の中心街を歩きます。
「札幌かに本家」でかにを食べるわけでもなく、
旧北海道庁本庁舎(赤レンガ庁舎)【国指定重要文化財】をチラっと見るだけ。
札幌駅南口からのびる駅前通から、国道12号・北1条雁木通へ。
私がめざす目的の建物は、高いビルが林立する中で所在なさげにぽつんと建っていました。
やっぱり時計台【国指定重要文化財】ですよね!
正式名称は旧札幌農学校演武場というそうです。
札幌時計台といえば、高知のはりまや橋、沖縄の守礼門または長崎のオランダ坂とともに「日本3大がっかり名所」に挙げられる観光地。
「がっかり」のわけは、まわりをビルに囲まれてぽつんと建っていて、雰囲気ぶち壊しというところにあるようです。
それでもやはり札幌といえば時計台。
がっかりとはわかっていても、時計台には来てしまいました。
いや、どうでしょう藩士の私は、時計台に来なければならなかったのです!
時計台は、水曜どうでしょう「日本全国絵ハガキの旅 第2弾」のロケ地。
日本全国の絵ハガキの束から無作為に1枚を抽出し、その写真の場所に実際に行って、その写真の画角を探すという企画です。
最初に大泉さんが引いた絵ハガキは、「潮来・十二橋を行く娘船頭さん」(茨城)。
どうでしょう班はさっそくボヤきながらも潮来・十二橋を訪れ、「うんざり」とこぼすほどにヤラれてしまいます。
そして潮来でミスターどうでしょう・鈴井貴之氏が引いた2枚目。
なんと「雪の時計台」を引いてしまいます!
この奇跡に藤村Dは「6年目にして初めて展開が読めなくなてしまった」というくらいの慌てぶり。
ミスターの助言もあって、どうでしょう班は札幌へ日帰りするハメに。
その翌日再結集したどうでしょう班。
日帰りした当時実家暮らしの大泉さんは、帰宅してご尊父と会話をなさったそうですが・・・
「なんとかインチキできんのか」というご尊父の名言が飛び出したのでした。
そしてミスターが引いた「雪の時計台」の写真は、北1条通からの画角となっています。
こちら側は観光客がまったくいませんでしたが、さすがは絵ハガキに採用される画角。
たぶんよく見る正面の時計台よりもいい感じがします。
企画の趣旨にしたがって、どうでしょう班もこのとおり写真に収まります。
どうでしょう班と同じ画角で時計台を撮ろうとしましたが、ときは9月。
時計台を彩る樹木は葉をおおいに茂らせ、時計が全く見えなくなってしまいました。
・・・だから「雪の時計台」なんですね~(*^_^*)
時計台の南側から、正面へとまわります。
南西側には撮影台があります。
時計台をここから撮るのがよろしいのだとか。
う~ん・・・(^_^;)
むむむむむ・・・・(・_・;)
どうしても後ろにあるビルが入ってきてしまいます。札幌時計台ビルです。
「時計台ビル」と時計台の名を使っているくせに、時計台を「がっかり名所」にしてしまっている「犯人」です。
時計台の西側、つまりは正面に回ってきました。
こちらは、時計台を撮影する観光客、時計台を出入りする観光客でいっぱい。
私も時計台の中に入ります。
入場料は、大人200円です。
入口でスタンプをゲット。
時計台の中は資料館になっていて、時計台の仕掛けについての展示と、旧札幌農学校についての展示があります。
時計台の構造を再現した機械時計なども展示されています。
2階は大ホールとなっていて、当時は演武場の講堂として使用されていたそうです。
時計台の構造をかんたんに示した案内板。
時計を動かすおもりが、3階から2階にかけて下りてくるようです。
2階から時計台の構造をのぞく・・・ことはできませんでした。
時計台の外へ。
絵ハガキの画角から時計台をもう一度見て、次の場所へ。
時計台をあとにして、次にやって来たのは・・・
時計台の隣りにある札幌時計台ビル。
時計台を「がっかり」の地にしている「犯人」です。
このビルには株式会社エフエム北海道が入っています。
FM北海道のスタジオも中にあります。
どうでしょう班のミスターも大泉さんも、DJとしてお勤めしていた時期があります。
(ミスターについては、この記事を投稿したまさに本日、「鈴井貴之 ラヂオの時間」の最終回を迎えました。ミスター、お疲れ様でした)
そして時計台ビルは、2度の拉致事件が起きた現場でもあります。
最初の拉致事件・「大泉洋拉致事件」。
生放送のラジオ収録に臨んでいた大泉洋氏と安田顕氏。
そこにミスター鈴井貴之氏率いる北星学園大学アメフト部の部員団が乱入。
2人はスタジオから連行され、どうでしょう班が待ち構えるハイエースに突っ込まれてしまいます。
「ひゃははははははははwwwwwww」
ビルの出口からハイエースまでは約50メートルの距離。
ハイエースからは藤村Dの笑い声が響き渡っていたのでした。
この後「十勝二十番勝負」の企画がスタート。
大泉さんと
2回目の拉致事件は、「鈴井貴之拉致に見せかけた大泉洋拉致事件」。
藤村Dが大泉さんを、「前回のリベンジでミスターを拉致してやろう」とそそのかします。
「リベンジ」といえばわが国では大石内蔵助。
大泉さんは大石に扮し、「目には目を。拉致には拉致を!」とのたまい、再登場のアメフト部の面々を率いてリハーサルを行う始末。
スタジオに乱入した「大石」率いる拉致軍団。
「大石」の「それっ!」の合図とともに、ミスターではなく「大石」さんが逆に拉致をされてしまいます。
そして大石内蔵助の衣装のまま、大泉さんは千歳空港まで連れ去られ、車中では香港に行くと告げられてしまいます。
時計台ビルの出口。拉致される大泉さん目線です。
出口を左に曲がります。このあたりからヒゲDの笑い声が響き渡っていたのでしょう(*^_^*)
大泉さんを十勝や香港へと連行するハイエースは、「北海道経済センター駐車場」のあたりに停まっていました。
ハイエースが停まっていた道。
いちおう違法駐車ではなかったようです。
どうでしょう班は十勝へと向かいましたが、私はこれより先の釧路へと向かいます。
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