レンタサイクルを返却した私は、釧路へ戻る列車を待ちます。
今度の列車は、16時08分発 花咲線 普通列車 釧路行きです。
発車時刻まで30分ほどあるので、ホームで列車をゆっくり待とう。
そう思いホームに進もうとしましたが、駅員氏に「ホームには入れません」と言われてしまいました。
なんでも、発車時刻の10分前にならないとホームには入れないのだとか。
仕方なく、駅の外へ。
駅からのびる線路沿いを歩いて、
先に見えるのは、根室本線(花咲線)の終末。
あそこが最東端のレールなのかというと、そうでもありません。
根室本線は最東端の東根室駅から西側に回り込むようなかたちで根室駅に到達します。
なので根室本線の終末は、根室駅よりも西側にあるのです。
そうそう、東根室駅といえば、
納沙布岬のみやげ物で、こんなものを買いました。
東根室駅は、日本最東端の駅。
その駅名標のマグネットなのですが、現在この駅名標は使われておりません。
東根室駅の隣りであった花咲駅が、この旅の半年前に廃止になってしまったからです。
現在の東根室駅の隣りは、西和田駅、いちおう「西~」とつく駅の中では日本最東端です。
さらに、駅に隣接する観光インフォメーションセンターで、根室半島チャシ跡群のストラップを購入。
ストラップの写真はおそらく温根元漁港から眺めたヲンネモトチャシ跡です。
発車時刻まで時間があるので、
駅に隣接する「
駅そばといえば、天ぷらそばがだいたい400円というリーズナブルなもの。
そう思い、小腹を満たすつもりで入店しましたが、メニューを見るとかけそばが702円となかなかのもの。
私はいつもどおりかき揚げそば(810円)を注文。
かき揚げそば! うん、うまい。
駅そばと思っていたら、なかなか本格的なそばが出てきました。
納沙布岬より約25kmのサイクリングをしてきた身にとっては、格好の小腹満たしとなりました。
列車の発車時刻が近づき、駅のホームに入ります。
すでに入線しているキハ54形522番です。
ご覧のとおり、ICPO職員が威嚇発砲しようとしています。
かたや、とんでもない物を盗んでいった怪盗が、ICPO職員に銃口を向けています!
そしてオマケのように居並ぶ大介、石川、B99W55H88。
彼らとともに、釧路へと戻ってまいります。
窓も「怪盗」仕様。
沿線の浜中町出身のモンキー・パンチ氏全面協力のようですね。
様々な旅の思い出と、怪盗一味を乗せる列車。
車窓は進行方向左側が圧倒的におすすめなのですが、今回はあえて進行方向右側に着席しました。
北海道ならではの広大な牧場。
日本最東端の「西~」のつく駅・西和田駅。
西和田の次の次、落石駅。
その次、別当賀駅。
その次は初田牛駅。
その次が、厚床駅。
酪農工場と思われるプラント。
あたりは暗くなっていき、車窓を楽しめるのもこのあたりが限界です。
酪農工場のすぐ近くにある茶内駅を過ぎ、私は眠りにつきました。
18時51分、定刻どおり釧路駅に到着。
とりあえず、キャンプ地としていたホテルに戻っていきました。
【今回の乗車記録】
JR北海道 根室駅 16時08分発
■花咲線(根室本線) 普通 釧路行き 1両ワンマン
(K53)釧路駅 4番線 18時51分着
*所要時間 2時間43分
*移動距離 135.4km *運賃 北海道&東日本パス使用(不使用の場合は2,490円)
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