日本バプテスト大阪教会へようこそ!

教会設立73年 都会と下町とが交差する大阪のどまん中にある天王寺のキリスト教会 ぜひお立ち寄りください!

巻頭言

2007-07-23 09:30:32 | メッセージ
冷蔵庫と人間

先週水曜日、教会の冷蔵庫が壊れた。伺えば何と20年以上稼働したそうだ。
よくここまで働いたものだ。昔の冷蔵庫は長持ちする。
どうしてなのか? ある方が「機能が今のように多機能でなく単純な作りになっているからでしょう」とおっしゃった。確かに殆ど2ドア式で機能や作りも単純だ。それだけ電機に余計な負担がかからない。だから故障も少なく長持ちする。ところが、今の冷蔵庫は実に多機能でよいようだが、それを使う者はそれらの機能を使いこなせていない。多機能や作りの複雑さゆえに電機にも負担がかかる。だいたい10年サイクルの買い替えがよいところである。
そんな冷蔵庫のことを考えながら・・・人間も同じじゃないかなあと、ふっと思えた。現代は昔と大きく異なり、様々な情報にあふれ確かに便利な世の中になったようにも思える。しかし、その事どもに人間が適応できているか。それらの事どもを人間が使いこなせているか。その情報や事どもに流され、人間関係を複雑にしていないか。かえって人間に負担を強いて忙しさに追われ、疲労させていないか。そんなことを思わされた。
「知る力と見抜く力とを身に着けて、あなたがたの愛がますます豊かになり、本当に重要なことを見分けられるように。」 フィリピ1:9a-10 (俊) 
コメント
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