ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

今年の北海道の冬は一段と寒そうです。

2008年08月01日 | 時事
こんな時期に内閣改造して、国民生活のためだのどうのこうのと言いながら、財政再建には節約でなく増収、つまり消費税率のアップをしたいという思惑が露骨に見えます。
結局、将来の行く末は考えるが、あくまでも国民に負担を求めて、今の自分たちは苦しみたくないし、変えたくないという、民間企業では間違いなく没落への道であります。

ひょっとして原油高に端を発した諸物価の高騰が消費税増収の絶好の機会とでも捉えているのでしょうか。恐ろしや~・・・

北海道は秋以降の暖房シーズンには、間違いなく一段と大きな消費構造の変化が出てくるだろうと仕事で得意先の方とお話する度に話題になります。

小麦の値上がりで相対的に安い米が売れ、さらに1食当たりの単価を下げるために一から手作りの傾向が顕著で、米食に絡むふりかけ、梅干し、味噌、油揚げなどが売れるようになっているそうです。
でも、それ以外はダメ。
飲料は最盛期の夏だというのにベースはボロボロ。水は蛇口から、お茶はティーバック、持ち歩きは空いたペットボトルに家で中身を詰めて、そして野菜系飲料は野菜を食べればいいとお客様は節約のためにドラスティックに割り切っています。

一方、国産、北海道産がキチっと担保されているものは値段の安さでなく安心のためにコストは惜しまないメリハリが一段と明確になっています。

それでも3年前の3倍以上、昨年からでも倍近く値上がりしている灯油を使う時期になって、給料が増えるわけではありませんから、さらに大幅に何かを削らなければならないことは確実です。
さて、生活者はどんな生活防衛策をとってくるのか。自らも生活者でありながら、なかなか売る側の視点の束縛から逃れられないと見通すことは難しいことです。

嗜好品であるお酒はある種の人たちには必需品ですが、それ以外の人たちは無くても済んでしまうものだし、「酔う」という機能が同様な中で様々な単価のカテゴリが選択できます。
どんな変化が生じるのか、確実に言えるのは総体の縮小は避けられないだろうなとということです。
コメント
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