ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

医者は何処に行った

2008年08月27日 | 戯言
オヤジが学生だった頃、いずれ医者の飽和時代が来るなどと言われていました。
国立大学だけで1県1医学部(あるいは医大)が設置されて、毎年千人単位で医者が巣立っていくのですから、日本の人口が長期的に見て増えなければそりゃそうだろうと思っていました。

ところがそれから20数年が経って、医者が足りないということになりました。
医学部の定員を1.5倍にすべきといった提言が厚生労働省の検討会で提言されたとか。

オヤジには解せません。
そりゃ世代交代の入れ替えもあるでしょうから、単純な純増にはならないとは思いますが、あれだけ次々と医学部が出来て100名単位で増えていったはずなんですけどねぇ。

テレビでも時々多忙過ぎて疲弊している勤務医の方の姿をドキュメントしているなんてこともありますが、毎年千人単位で育成されている医者は何処に行っちゃったんでしょうか?
間違いなく言えるのは「赤ひげ」タイプの意思を持った人が極めて少なくなったんだろうなとは思いますけど。

相変わらず志よりは偏差値の高さで、頭はいいけど打算的で医学部へなんてのもいるんでしょう。
偏差値が低くても親の七光りで金で行くルートも相変わらずあるんでしょう。

昔、「人に頭を下げなくていい職業だから」と豪語したお医者さんがいたそうです。だから子供も医者にするんだって言ってとか。
ま、患者も医者を選ぶ時代にはなりましたから、まともに医療に携われない医者も増えているのかもしれません。

シロトの的外れかもしれませんが素朴な疑問です。
コメント (2)
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