<横浜スタジアムで外野席から転落の男性死亡>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2009年8月29日
横浜スタジアム(横浜市中区)で27日、プロ野球の試合中に観客の男性がスタンドから転落し、意識不明の重体になっていた事故で県警加賀町署は29日、転落した静岡県沼津市の会社員(36)が死亡したと発表した。
同署によると、27日午後8時40分ごろ、横浜スタジアムのライトスタンドでプロ野球の横浜-阪神戦を観戦中4、5メートル下のグラウンドに転落。病院に搬送されたが、頭などを強く打ち意識不明の重体となっていた。
同署によると、フェンスに当たったボールを捕ろうとして、転落した可能性が高いという。
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まずは折角好きな野球を観戦に行かれての事故で命を落とされた方のご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
こういった場合、フェイルセーフの視点からは、フェンスの上に転落防止の防護柵を設置すべきという対策が出がちです。
ただ、観戦席からの転落の危険性に万全の安全対策をとるとなると、臨場感との相殺は避けられません。
確かちょっと前に、クリネックススタジアム宮城でファウルボールが当たって障害が残った方が、ファウルボールに対する安全対策の不備を主張した訴訟がありました。
あれって結果はどうだったんでしょうね。
理屈は同じだと思います。
当事者の方が良い悪いという問題ではなく、そもそも観客は普通にあり得るリスクを意識していれば危なくないし、通常予想し得るリスクの意識についてはアナウンス等で喚起されています。
観客席からの転落の危険性なんかは、スタジアムに限らず、オヤジのフィールドでもあるコンサートホールでも同様にあり得ることです。
観客、聴衆は自分で気をつけるしかないんです。
リスク回避を完全に保障して臨場感を求めることは、実は無いものねだりに等しく、だったらテレビやDVDで鑑賞すれば良いのです。
さてさて、横浜スタジアムがどうなるかは解りませんが、くれぐれも妙なフェイルセーフに傾いて欲しくないものです。
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2009年8月29日
横浜スタジアム(横浜市中区)で27日、プロ野球の試合中に観客の男性がスタンドから転落し、意識不明の重体になっていた事故で県警加賀町署は29日、転落した静岡県沼津市の会社員(36)が死亡したと発表した。
同署によると、27日午後8時40分ごろ、横浜スタジアムのライトスタンドでプロ野球の横浜-阪神戦を観戦中4、5メートル下のグラウンドに転落。病院に搬送されたが、頭などを強く打ち意識不明の重体となっていた。
同署によると、フェンスに当たったボールを捕ろうとして、転落した可能性が高いという。
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まずは折角好きな野球を観戦に行かれての事故で命を落とされた方のご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
こういった場合、フェイルセーフの視点からは、フェンスの上に転落防止の防護柵を設置すべきという対策が出がちです。
ただ、観戦席からの転落の危険性に万全の安全対策をとるとなると、臨場感との相殺は避けられません。
確かちょっと前に、クリネックススタジアム宮城でファウルボールが当たって障害が残った方が、ファウルボールに対する安全対策の不備を主張した訴訟がありました。
あれって結果はどうだったんでしょうね。
理屈は同じだと思います。
当事者の方が良い悪いという問題ではなく、そもそも観客は普通にあり得るリスクを意識していれば危なくないし、通常予想し得るリスクの意識についてはアナウンス等で喚起されています。
観客席からの転落の危険性なんかは、スタジアムに限らず、オヤジのフィールドでもあるコンサートホールでも同様にあり得ることです。
観客、聴衆は自分で気をつけるしかないんです。
リスク回避を完全に保障して臨場感を求めることは、実は無いものねだりに等しく、だったらテレビやDVDで鑑賞すれば良いのです。
さてさて、横浜スタジアムがどうなるかは解りませんが、くれぐれも妙なフェイルセーフに傾いて欲しくないものです。