ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

何時になったら是正されるんでしょう。

2010年01月26日 | 時事
<1票の格差2倍超、広島高裁も「違憲」判決>
日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/ 2010年1月25日

 「1票の格差」が最大2.30倍となった昨年8月の衆院選は違憲だとして、広島市の有権者の男性が広島1区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、広島高裁の広田聡裁判長は25日「選挙は憲法違反」との判断を示した。

 昨年12月の大阪高裁判決に続く違憲判断で、係争中の同種訴訟の判決に影響を与える可能性もある。政府・国会は格差解消に向けた早急な対応を迫られそうだ。

 東京の弁護士らを中心とするグループが7高裁と1高裁支部で起こした訴訟の一つ。有権者側は選挙無効も求めたが、広田裁判長は請求を棄却した。

 総務省の統計によると、昨年8月の衆院選で、有権者数が最少の高知3区と最多の千葉4区の間に2.30倍、広島1区との間には1.47倍の格差が生じた。〔共同〕
----------------------------------------
1票の格差についての議論、訴訟って何時になったら無くなるんでしょうね。
オヤジが子供の頃から、繰り返し議論、訴訟になって裁判所が後追いの判断を下していました。

かつては3倍が格差があるかどうかの判断基準だと最高裁は判例で示しておりましたが、これって普段の生活感覚から言えば、ズレてますよ。

自分たちの選挙区の議席数に関わることなので、この問題になると与野党協調で口をつぐんでしまいます。
違憲状態だろうと、選挙から時間が経つほど裁判所は決して選挙自体を無効にしませんから、政治屋はそこを解って先手を打とうとしていないようにも映ります。

せめて2倍には届かない差にする必要があるんじゃないでしょうか。
次の選挙ではこんな訴訟が起きないよう、政治が先手を打って動いて欲しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする