<芦有ドライブウェイ売却へ 通行料は維持される見通し>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2010年4月13日
兵庫県芦屋市と神戸市北区の有馬温泉を結ぶ有料道路「芦有(ろゆう)ドライブウェイ」(全長10.67キロ)を運営する芦有開発(芦屋市)は、道路事業を西日本高速道路と日本政策投資銀行に売却する方針を決めた。時期や額は未定だが、通行料は維持される見通し。
芦有ドライブウェイは1961年に開業した。現在の通行料は芦屋―有馬間が普通車で片道800円、往復1200円。競合する県道路公社の西宮北有料道路(普通車片道250円)が91年に開通して以降は通行料収入が落ち込み、2008年度は2億4700万円でピーク時からほぼ半減した。08年には豪州系投資会社への譲渡計画が持ち上がったが、経済情勢の悪化で実現しなかった。
西日本高速道路広報室の担当者は「料金体系を大幅に変えることはない。コスト削減で損益改善を図りたい」と話す。芦有開発は不動産業などを継続する。(五十嵐聖士郎)
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道路でも生存競争です。
より便利な、より安価な方へ流れます。
一方が公社で一方が民間会社で、通行料250円と800円の差でもそもそも勝負になりません。
但し、芦有道路はそもそもドライブウェイであって、生活や産業のための道路とは目的が違いますから、単純な横並びの比較をすることは必ずしも妥当ではないでしょう。
抜け道としても利用されていた点で競合に流れたとはいえ、コスト削減だけでなく、ドライブウェイとしての価値・魅力をどう高めるのかという点でも取り組みを期待したいところです。
東六甲の展望台からの大阪平野の眺めはなかなかのものですよ。
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2010年4月13日
兵庫県芦屋市と神戸市北区の有馬温泉を結ぶ有料道路「芦有(ろゆう)ドライブウェイ」(全長10.67キロ)を運営する芦有開発(芦屋市)は、道路事業を西日本高速道路と日本政策投資銀行に売却する方針を決めた。時期や額は未定だが、通行料は維持される見通し。
芦有ドライブウェイは1961年に開業した。現在の通行料は芦屋―有馬間が普通車で片道800円、往復1200円。競合する県道路公社の西宮北有料道路(普通車片道250円)が91年に開通して以降は通行料収入が落ち込み、2008年度は2億4700万円でピーク時からほぼ半減した。08年には豪州系投資会社への譲渡計画が持ち上がったが、経済情勢の悪化で実現しなかった。
西日本高速道路広報室の担当者は「料金体系を大幅に変えることはない。コスト削減で損益改善を図りたい」と話す。芦有開発は不動産業などを継続する。(五十嵐聖士郎)
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道路でも生存競争です。
より便利な、より安価な方へ流れます。
一方が公社で一方が民間会社で、通行料250円と800円の差でもそもそも勝負になりません。
但し、芦有道路はそもそもドライブウェイであって、生活や産業のための道路とは目的が違いますから、単純な横並びの比較をすることは必ずしも妥当ではないでしょう。
抜け道としても利用されていた点で競合に流れたとはいえ、コスト削減だけでなく、ドライブウェイとしての価値・魅力をどう高めるのかという点でも取り組みを期待したいところです。
東六甲の展望台からの大阪平野の眺めはなかなかのものですよ。