ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

仁義なき牛丼の戦い

2010年04月21日 | 時事
<吉野家、再び110円引き 一部店舗で ライバルに対抗>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2010年4月21日

 吉野家が110円引きを継続-。牛丼チェーン「吉野家」を運営する吉野家ホールディングスは21日、繁華街や都市部の一部店舗で、牛丼並盛を通常の380円から270円に値引きするキャンペーンを始めたことを明らかにした。27日午後3時までの期間限定。

 7日から13日まで約1000店舗で110円引きキャンペーンを実施したばかりだが、ライバル各社が相次いで吉野家を下回る値引きキャンペーンを始めたため、対抗上再値引きに踏み切った。

 今回の値引きキャンペーンは、ライバル店が立地するなど競争が激しい繁華街や都市部の75店舗に絞った。

 吉野家は、13日までの限定値引きで客足が2倍以上伸びたため、定食の一部についても値引きを実施(30日まで)するなど矢継ぎ早に集客策を打ち出している。

 ただ、ライバルの「すき家」が百数十店で、牛丼並盛を通常の280円から250円に値引きするキャンペーンを21日まで、松屋フーズも牛めし並盛を通常の320円から250円にするキャンペーンを23日までそれぞれ実施。吉野家も価格に敏感な利用者を取り込もうと再値引きに動いた格好だ。
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確かに安いと嬉しいです。
牛丼なんて、早くて、安ければ、味の違いなんて大した問題ではない・・・今や、牛丼はこういう世界になってしまいました。

食いもの屋にとって、これがホントに良いことなのかと思います。
食いもの屋なのに、お客様が期待することで味は二の次ってことです。
多少の違いはあるけれど、各チェーンの努力でどれも許されるおいしさの範囲内なのかもしれません。だから大切なのは値段が第一になってしまうのでしょうか。

でも、それで値引き競争では寂しいなぁ。
商品に対しての思い、プライドが感じられません。
全てが流れ作業、機械作業。誰がやってもそれなりに仕上がるシクミの完成度だけは高まっていますが、そこにあるのは料理もどきの作りもの。
ここでなければという価値や作り手の思いの発揮は、牛丼では成立しないのでしょうか。

吉野家さん、大変でしょうが牛丼の美味さとはこうだという中心としての自負を持って、厳しいでしょうが価格軸を中心にすることなく頑張ってください・・・。
たまに価格キャンペーンがあったら嬉しいけれどね。(笑)
コメント
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