ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

所詮井の中の蛙

2011年10月13日 | 戯言
熾烈なシェア争いと言ったって、所詮は縮んでいくマーケットの中の消耗戦になりかけてます。

「暑いから売れているでしょ。」なんて相変わらず訊かれることが多いです。
確かにまだまだ変動要素としての気温や天候は無視できませんが、トータルはここ10年漸減が続きます。
金額ベースで見ると、より安いものへ流れていますから、その減少ペースはもっと急激。

伸びているというカテゴリ、ビールのように何杯も飲めるものはあまりありません。
ま、今やビールも何杯も飲めないという人が多数派です。

そんな限られたパイだからこそ獲った獲られたの競い合いが激しくなるのも道理です。
これから年末までは様々なお酒の最盛期です。どんな展開になることやら。

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<ビール離れ、酷暑でも拍車 好み多様化、売り上げ最低>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2011年10月13日

 今年の夏は暑かったのに、ビール類の売れ行きは過去最低になった。節約や節電のために家に帰って飲む人は増えたが、飲食店などで飲む量には届かないようだ。ハイボールやノンアルコール飲料など飲み物の種類も増え、ビール離れに拍車がかかった。

 ビール大手5社が13日、ビール系飲料(第3のビール、発泡酒を含む)の7~9月の出荷量を発表した。昨年同期に比べて3.2%減の約1億2506万ケース(1ケースは大瓶20本換算)となり、1992年に統計を取り始めてから、この時期の出荷量では2年ぶりに過去最低を更新した。

 9月をみても、ビール系全体で昨年9月より7%減の3671万ケース。ビールが6.7%減、発泡酒が17.5%減のほか、第3のビールも2.6%減になった。低価格で人気を集める第3のビールが前年同月より減ったのは、東日本大震災があった3月以来だ。

 昨年7~9月は史上最高の暑さだったのが影響して、ビール系出荷量は6年ぶりに前年を上回った。今年の夏も史上4番目の暑さだったとされるが、8、9月の出荷が伸びなかった。

 各社は「内食」志向に加え、台風で悪天候が続いたため、飲み会を控えた人が多かったとみている。震災で生産量が減ったり、新商品が少なかったりしたことも影響したという。

 一方、サントリーの推計では2009年からの2年間でハイボール缶市場は約21倍、ノンアルコールのカクテルやワインなどの市場は3倍近くに増えた。消費者の好みが多様になっている。(高重治香)
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