ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

あれから2年

2013年04月03日 | 時事
あれから2年なんだと軽く思うには重い2年。

力士に限らず、2年間という時間は元には戻りません。

角界の体質は本当にあれから変わったのか。

疑わしきを罰してしまったことは、問題の本質を掴み切っていなかったのではないかと疑ってしまいます。

判決を受けて他の力士の申し出も場合によっては受けるとは・・・、あの時の毅然とした判断はいったい何だったのでしょう。

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<八百長訴訟:蒼国来、西前頭15枚目で復帰へ>
毎日新聞 http://mainichi.jp/ 2013年04月03日

 大相撲の八百長問題で日本相撲協会は3日、元幕内・蒼国来(そうこくらい)(29)=中国出身=の解雇を無効とした東京地裁判決(3月25日)を受け、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、満場一致で控訴断念を決めた。その後、蒼国来や師匠の荒汐親方(元小結・大豊)と面談し、名古屋場所(7月7日初日・愛知県体育館)から解雇時と同じ位置の西前頭15枚目で復帰することで合意した。裁判による地位確認に伴い相撲協会が非を認めるという、極めて異例の角界復帰となる。

 11年2月に発覚した八百長問題について、相撲協会は弁護士ら外部有識者による特別調査委員会(座長、伊藤滋早稲田大特命教授)に調査を依頼。物証のメールや、関与を認めた複数の元力士の証言をもとに力士・親方計25人を追放した。だが蒼国来の場合は物証がなく、関与を認めた元力士の証言も度々変わり、裁判で「八百長の証拠は不十分」と判断された。

 相撲協会は解雇無効判決後、危機管理委員会(委員長、宗像紀夫・元東京地検特捜部長)で検討。その結果控訴審で逆転できる材料に乏しいとの結論に達した。同委員会は、来週にも当時の調査の在り方を検証し、「誤認」が生じた原因を究明する方針。相撲協会は角界を追放された他の元力士らも申し出に応じて調べるという。また、蒼国来の解雇と、荒汐親方への降格処分も取り消された。

 北の湖理事長から謝罪を受けたという蒼国来は「(解雇されてから)2年間つらかっただけに心に響いた。大好きな相撲ができることを喜んでいる。番付でどこまで上がれるか分からないが、これからまわしをつけて、精いっぱい稽古(けいこ)したい」と話した。【井沢真、浅妻博之】
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