小選挙区制は、今となっては死に票が多い、選挙区によって記事のように有権者の選択の幅に制約がかかるといったマイナス面ばかりが目立ちます。
国会も民主党政権がコケて、二大政党どころか自民対多弱野党の伝統的な日本の政党構図に戻ってしまった感があります。
一方で記事では有権者が困惑と書いていますが、結局その選挙区の有権者の選択肢が見えているから無駄な金を使わないという見方もできます。
そこで困惑している有権者とは・・・果たしてどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
政見放送も始まりましたが、昔のイメージとは大分変った放送内容になっているのでビックリしました。
ただ、限られた時間とはいえ、中身は薄いです。
結局、どう印象付けるかなんでしょう。
そういえば、公示3日目ですが、名前連呼があまり街角で聞こえない静かな選挙戦という印象なんですがどうなんでしょう。
オヤジが気づいていないだけか・・・
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<自民も民主もいない選挙区…見極め困難と有権者>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2014年12月04日
本来は政権選択の意味合いを持つ衆院選だが、第1党の自民党候補も、野党第1党の民主党候補もおらず、選択肢が限られる選挙区もある。
政党間の選挙協力や強固な地盤を持った候補の存在がその理由で、有権者からは戸惑いの声も漏れる。
熊本4区は、自民、民主両党の公認候補が出ず、共産党新人の井芹栄次候補と次世代の党前議員の園田博之候補の一騎打ちとなっている。
園田候補の父親は、外相などを歴任した自民党の重鎮だった。園田候補は同党を離党後、複数の党を渡り歩いたが、今も地盤を支えるのは自民党の地方議員ら。今回の選挙でも、同党県連と公明党から異例の推薦を得た。園田候補は2日の出陣式で「与党や、与党に近い立場で仕事をしたい」と表明したが、駆けつけた農業男性(64)は「地元のために働くのに政党は関係ないが、やはり自民党候補がいないと……」とこぼす。
一方の井芹候補は「安倍政権にノーを突き付けよう」と訴えた。
自公連立政権の象徴とされ、2003年の衆院選以降、自民党が候補を立てていない東京12区。「野党共闘のため」として民主党も擁立を見送り、前回に続き、自民、民主両党が不在の選挙区となった。
公明党前議員の太田昭宏候補が11月27日に行った事務所開きには、自民党の谷垣幹事長が駆け付け、両党の連携をアピールした。生活の党前議員の青木愛候補は、区議レベルで民主党の選挙協力を受けている。
しかし同選挙区内にある、JR赤羽駅近くの商店街を歩いていた女性会社員(32)は「自民党候補も民主党候補もいないと、政権を託せる投票先を見極めるのは難しい」と語った。
同選挙区では、共産党新人の池内沙織候補と、次世代の党新人の田母神俊雄候補も出馬している。
国会も民主党政権がコケて、二大政党どころか自民対多弱野党の伝統的な日本の政党構図に戻ってしまった感があります。
一方で記事では有権者が困惑と書いていますが、結局その選挙区の有権者の選択肢が見えているから無駄な金を使わないという見方もできます。
そこで困惑している有権者とは・・・果たしてどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
政見放送も始まりましたが、昔のイメージとは大分変った放送内容になっているのでビックリしました。
ただ、限られた時間とはいえ、中身は薄いです。
結局、どう印象付けるかなんでしょう。
そういえば、公示3日目ですが、名前連呼があまり街角で聞こえない静かな選挙戦という印象なんですがどうなんでしょう。
オヤジが気づいていないだけか・・・
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<自民も民主もいない選挙区…見極め困難と有権者>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2014年12月04日
本来は政権選択の意味合いを持つ衆院選だが、第1党の自民党候補も、野党第1党の民主党候補もおらず、選択肢が限られる選挙区もある。
政党間の選挙協力や強固な地盤を持った候補の存在がその理由で、有権者からは戸惑いの声も漏れる。
熊本4区は、自民、民主両党の公認候補が出ず、共産党新人の井芹栄次候補と次世代の党前議員の園田博之候補の一騎打ちとなっている。
園田候補の父親は、外相などを歴任した自民党の重鎮だった。園田候補は同党を離党後、複数の党を渡り歩いたが、今も地盤を支えるのは自民党の地方議員ら。今回の選挙でも、同党県連と公明党から異例の推薦を得た。園田候補は2日の出陣式で「与党や、与党に近い立場で仕事をしたい」と表明したが、駆けつけた農業男性(64)は「地元のために働くのに政党は関係ないが、やはり自民党候補がいないと……」とこぼす。
一方の井芹候補は「安倍政権にノーを突き付けよう」と訴えた。
自公連立政権の象徴とされ、2003年の衆院選以降、自民党が候補を立てていない東京12区。「野党共闘のため」として民主党も擁立を見送り、前回に続き、自民、民主両党が不在の選挙区となった。
公明党前議員の太田昭宏候補が11月27日に行った事務所開きには、自民党の谷垣幹事長が駆け付け、両党の連携をアピールした。生活の党前議員の青木愛候補は、区議レベルで民主党の選挙協力を受けている。
しかし同選挙区内にある、JR赤羽駅近くの商店街を歩いていた女性会社員(32)は「自民党候補も民主党候補もいないと、政権を託せる投票先を見極めるのは難しい」と語った。
同選挙区では、共産党新人の池内沙織候補と、次世代の党新人の田母神俊雄候補も出馬している。