最初は何故?と思っていても、徐々に事実が明らかになるにしたがって、その事故は起こるべくして起こったことが判ってきます。
残念なことは、乗客はそれを知らずに結果だけを突然受け入れざるを得なくなることでしょう。
まだ記事の内容自体の信憑性も流動的ですが、当初経験豊富なベテラン機長という報が安心材料ではなくそこに一つの要因がありそうな雲行きになってきました。
何が起こっていたのかを正確に解明するためにもブラックボックスの回収が待たれます。
犠牲になられた方々のご冥福と行方不明者が1日も早く見つかることをお祈りします。合掌。

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<着氷でエンジン故障の可能性=エアアジア機墜落から1週間>
ニフティニュース 時事通信配信 http://news.nifty.com/cs/ 2015年1月4日
【ジャカルタ時事】インドネシア・スラバヤからシンガポールに向かっていたエアアジア機が消息不明となって1週間。カリマンタン島沖海底で機体の一部が発見され、当局は墜落と断定したが、飛行記録が残るブラックボックスは発見されず、墜落原因は分かっていない。ただ、現場は当時、積乱雲が多く発生しており、同機が積乱雲に突入して着氷し、エンジンが故障した可能性も浮上している。
エアアジア機は昨年12月28日朝、スラバヤの空港を離陸。約40分後、パイロットが雲を避けるため、左への進路変更と、高度を3万2000フィート(約9750メートル)から3万8000フィート(約1万1600メートル)に上げる許可を管制当局に要請した。
その数分後、当局が高度の一部上昇を認めると連絡した時には返答がなく、直後にレーダーから機影が消えた。墜落までの間、遭難信号も出ていなかった。
インドネシア気象地理庁によると、交信が途絶えた一帯は当時、積乱雲が多く発生していた。同庁は、エアアジア機が突入したとみられる雲の中の気温は最低で氷点下80~85度に達していたとし、これが事故の引き金になったと分析。「この状況で最も起きやすいのは、エンジン損傷を引き起こす着氷だ」と指摘した。
インドネシア運輸当局者は、エアアジア機のパイロットが出発前、気象地理庁の天候状況に関する報告書を受け取っていなかった可能性があると指摘。パイロットが悪天候を知らずに出発した疑いも出ている。
エアアジア機が交信途絶後、急激に上昇したとの情報もある。ロイター通信は関係者の話として、レーダー記録では同機が墜落前に「信じがたいほど急上昇していた」と報道。この関係者は「機体の能力を超えるほどだった」とも述べており、この急上昇が墜落の原因になった可能性もある。
専門家の間では、同機が積乱雲を避けて上昇した際に失速したとの見方も出ている。
エアアジア機には乗客乗員162人が乗り、これまでに34遺体が収容された。
残念なことは、乗客はそれを知らずに結果だけを突然受け入れざるを得なくなることでしょう。
まだ記事の内容自体の信憑性も流動的ですが、当初経験豊富なベテラン機長という報が安心材料ではなくそこに一つの要因がありそうな雲行きになってきました。
何が起こっていたのかを正確に解明するためにもブラックボックスの回収が待たれます。
犠牲になられた方々のご冥福と行方不明者が1日も早く見つかることをお祈りします。合掌。

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<着氷でエンジン故障の可能性=エアアジア機墜落から1週間>
ニフティニュース 時事通信配信 http://news.nifty.com/cs/ 2015年1月4日
【ジャカルタ時事】インドネシア・スラバヤからシンガポールに向かっていたエアアジア機が消息不明となって1週間。カリマンタン島沖海底で機体の一部が発見され、当局は墜落と断定したが、飛行記録が残るブラックボックスは発見されず、墜落原因は分かっていない。ただ、現場は当時、積乱雲が多く発生しており、同機が積乱雲に突入して着氷し、エンジンが故障した可能性も浮上している。
エアアジア機は昨年12月28日朝、スラバヤの空港を離陸。約40分後、パイロットが雲を避けるため、左への進路変更と、高度を3万2000フィート(約9750メートル)から3万8000フィート(約1万1600メートル)に上げる許可を管制当局に要請した。
その数分後、当局が高度の一部上昇を認めると連絡した時には返答がなく、直後にレーダーから機影が消えた。墜落までの間、遭難信号も出ていなかった。
インドネシア気象地理庁によると、交信が途絶えた一帯は当時、積乱雲が多く発生していた。同庁は、エアアジア機が突入したとみられる雲の中の気温は最低で氷点下80~85度に達していたとし、これが事故の引き金になったと分析。「この状況で最も起きやすいのは、エンジン損傷を引き起こす着氷だ」と指摘した。
インドネシア運輸当局者は、エアアジア機のパイロットが出発前、気象地理庁の天候状況に関する報告書を受け取っていなかった可能性があると指摘。パイロットが悪天候を知らずに出発した疑いも出ている。
エアアジア機が交信途絶後、急激に上昇したとの情報もある。ロイター通信は関係者の話として、レーダー記録では同機が墜落前に「信じがたいほど急上昇していた」と報道。この関係者は「機体の能力を超えるほどだった」とも述べており、この急上昇が墜落の原因になった可能性もある。
専門家の間では、同機が積乱雲を避けて上昇した際に失速したとの見方も出ている。
エアアジア機には乗客乗員162人が乗り、これまでに34遺体が収容された。