ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

皮肉なことに・・・

2015年01月16日 | 時事
こういう時は日刊ゲンダイの鋭さが際立ちます。

昨日、世の中甘くないことを思い知らさないといけないのではと言いましたが、世の中はこんなものと思わせたのはこの世の中ではという皮肉。

更生の可能性を信じる前提はとても大事だと思いますが、そのためには覚悟と忍耐が必要です。

彼が成人後に損得勘定が出来て犯罪を止めればと期待するのは無理でしょうか・・・ね。

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<2度の逮捕歴も“初犯”扱い? 「ようじ混入男」軽すぎる罰>
日刊ゲンダイ  http://www.nikkan-gendai.com/ 2015年1月16日

 トンでもない“ユーチューバ―”が世間を騒がしている。スーパーの商品にようじを突き刺したり、万引する過程の動画をユーチューブに複数投稿したとして、警視庁は東京・三鷹市の無職少年(19)の逮捕状を取った。窃盗や威力業務妨害などの容疑である。

 発端は、今月11日に「narukami 793」のアカウントで、投稿された動画。少年とみられる人物が、スナック菓子のカップにようじを混入させ、買わずに店の外に出る一部始終を実況中継していた。その後、同じアカウントで悪質な動画が複数投稿されていた。

 少年には、2度の逮捕歴がある。

「少年は中3だった2011年2月、ネット掲示板で<新宿駅で通り魔事件を起こす>と書き込み、威力業務妨害で逮捕されています。13年6月にも、17歳になった少年は<新宿駅、大阪駅、博多駅のいずれかで、無差別で人を殺害する>などと書いた紙を撮った動画をユーチューブに投稿、威力業務妨害で逮捕された。当時、少年は高校に行かず、練馬区で父親と生活していたそうです。現在は、一人暮らしとみられています」(捜査事情通)

■少年院の満期は半年から1年

 最近の投稿で、少年は過去に少年院に入っていたと告白し、<いくらああいう悪い事やっても少年院に入っている期間はだいたい変わらない><警察は無能>などと挑発していた。悪びれる様子は感じられないが、問題は未成年ゆえ、今回も“寛大”な措置になりそうなことである。

「01年の少年法改正で、19歳なら検察官送致(逆送)でき、通常の刑事裁判を受けさせることは可能です。ただ、実際の運用実態を考えると、殺人などの重い罪以外での逆送はまれ。今回の事案でも少年院送致になると考えられます。一般的に、少年院の満期は半年から1年ですが、この少年は反省もなく悪質なので期間を限定しない“特別メニュー”を受ける可能性がある。それでも、あくまで保護教育ですから、長くて2年程度でしょう。むしろ仮に、逆送されると罪が軽くなる可能性があります。少年院の前歴は“前科”にならない。“初犯”なら執行猶予が付くと考えられるためです」(弁護士の山口宏氏)

 少年をすぐに野放しにすれば、次は“軽犯罪”ではすまないのではないか。
コメント (1)
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