ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

池の水を抜くと何が出る?

2017年12月01日 | 時事
ヤフーニュース配信朝日新聞デジタル2017年12月1日付「箸墓古墳隣接の『池の水抜く』放送中止 地元が協力断る」を読んで感じたこと。

今や話題の番組です。
オヤジも話題になったことで視るようになっています。

濁った池の水の中に何が潜んでいるのか?
オヤジの印象はそもそも自宅の近所の池で工事のために水を抜いたところキケンな外来魚がワンサカ出てきて話題になったことです。

恐らく番組制作側も話題になって視聴者の期待が大きくなった分プレッシャーも大きく、ただ水を抜くだけではその期待に応えられないと考えているのでしょう。
増してやこれまでの放送で実際にお宝や珍しい生き物が出てきています。
これから水を抜く池、増してや古墳に隣接した池となるとそんな期待が一層高まり、それを煽るのは視聴率のために番組制作側としてはとても自然です。

一方で歴史的価値のある古墳だからこそ品位を重んじる考えが出てくるのもまた自然。

「出るのはお宝か、それとも未知なる生物か」「約1700年前のお宝が眠る!?」といった文言は、テレビバラエティ番組で特に刺激的とは感じませんが、歴史と品位を重んじる方々にはカチンときたのでしょう。

でも、テレ東は良くも悪くも尖ったノリが特徴であり、売りであり、強みです。
何しろ視聴者には大いに期待して1月2日各局が強力な正月番組を編成している中で、テレ東系にチャンネルを回してもらわなければなりません。

で、そんなことは最初から予測がついたんじゃないかと思うのです。
そもそも池の掃除が目的、番組に取り上げられることで古墳の価値を高めたいという地元の真面目な思いは理解できますが、それだけではバラエティ番組にはなりません。
視聴者は池の水を抜いて何が出てくるかにワクワクドキドキするからチャンネルを回すのですから。

結局、この番組についてはやってよい池とやるべきではない池があるということなんでしょう。

さて蛇足ですが、テレ東は正月番組をどのように埋め合わせてくるのか?
ただでは起きないテレ東だけに、これまた楽しみです。






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