俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

燕帰る

2019-09-05 | 俳句・秋・動物




広ごれる畑の上なる帰燕かな




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子育てを終えた燕は、九月頃には南方へ帰って行く。







秋の涼しさが増すとき、いつとはなく燕の群れは見なくなり、

二、三羽の燕を見かけるだけになる。







その燕を見送る気持ちを感じさせる季語である。







見渡す限り畑が広がっていた。

その上を一、二羽の帰燕が空を切っていた。






天空に声は漏らさず秋燕




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