今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

「ライブ帝国 ザ・ファイナル」やっと見られました

2023年01月04日 | TV番組レビュー

 tvkというとテレビ神奈川ですが、その開局50周年で昨年4月に放送された「ライブ帝国 ザ・ファイナル」をやっと見ました。番組サイトによると「これまでtvkで放送してきたライブ番組『ヤングインパルス』 『ファイティング80’』『ライブトマト』『ライブY』の秘蔵VTRからピックアップし一挙放送!」というもの。

 昨年の初回放送時はハッと気が付いた段階では既に第二部になっていて、私の見たいような年代のバンドがあまりなかったのでした。それが年末に再放送していたわけで、オンエアされた内容は以下の通り。

第1部 O.A.リスト
RCサクセション/ドカドカうるさいR&Rバンド
ダウン・タウン・ファイティング・ブギウギ・バンド/鶴見ハートエイク・エブリナイト
アナーキー/ノット・サティスファイド
SHEENA & THE ROKKETS/YOU MAY DREAM
THE MODS/崩れ落ちる前に
HOUND DOG/ff
A.R.B./Tokyo Cityは風だらけ
JUN SKY WALKER(S)/歩いていこう
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT/世界の終わり
BLANKEY JET CITY/不良少年のうた
チューリップ/夢中さ君に
ガロ/学生街の喫茶店
RCサクセション/ぼくの自転車のうしろに乗りなよ
子供ばんど/サマータイム・ブルース
RED WARRIORS/Casino Drive
THE STREET SLIDERS/Boys Jump The Midnight
ソフト・バレエ/BODY TO BODY
BUCK-TICK/VICTIMS OF LOVE
吉川晃司/You Gotta Chance ~ダンスで夏を抱きしめて~
山下久美子/So Young
白井貴子&CRAZY BOYS/Next Gate
小比類巻かほる/I’m Here
五輪真弓/少女
REBECCA/RASPBERRY DREAM
大沢誉志幸/そして僕は、途方に暮れる
久保田利伸/流星のサドル
Original Love/夜をぶっとばせ (LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER)
高野寛/虹の都へ
FLYING KIDS/幸せであるように
Fishmans/いかれたBaby
コブクロ/YELL~エール~
山崎まさよし/僕はここにいる
SOUL FLOWER UNION/満月の夕
PSY・S/Lemonの勇気
L⇔R/Land of Riches
スターダスト☆レビュー/噂のアーパー・ストリート
LINDBERG/今すぐKiss Me
PRINCESS PRINCESS/19 GROWING UP -ode to my buddy-
ダウン・タウン・ブギウギ・バンド/スモーキン・ブギ


 そもそもずっとtvkを見られる環境にはなかったため、それらの番組は見た事ありません。それでも、時々夏休みの深夜などに単発でオンエアされることもあり「へぇ~、こんな番組があるんだ。」と思っていたのが高校時代。

 まあ今回は私の絶対見たいスペクトラムとか甲斐バンドはオンエアされなかったわけですが、それでも相当面白かったです。ARBのライブをテレビで見たのは初めてだし、アナーキーは当時思ってたより上手かったし、ガロは3人だけの演奏であのコーラスにもびっくりしたし、財津先生が若かったり、STREET SLIDERSも切れ味抜群だったし、やっぱり生演奏はいいですね。

 序盤に出てきたバンドのほとんどがキーボードいなくて、もちろん当時は打ち込みとの同期なんかなかったわけで、バンドのビートというのがズンズン響いてきました。ああやって見るとMODSとか子供ばんどとかRED WARRIORSがどうして人気が出たのかというのはわかるし、貴重な番組だったわけです。

 女性シンガーでも、山下久美子さんはもちろん赤道小町以前でなぜステージで人気があったのかわかる熱演だし、小比類巻さんも「ひえ~、上手いじゃん」と思ったりで、レコードで聞いてるだけではわからないものを感じました。

 ということで、昨年末に録画した番組を掘り起こしてますが、正月から元気を貰いました。tvkの倉庫に忍び込んでテープを全部再生することができたら楽しいでしょうね。


BSテレ東「あの年この歌 貴重映像で甦る奇跡のコンサート!」

2022年12月09日 | TV番組レビュー

 

 BSテレ東の番組表を見て何気なく録画したのですが、実際見たら結構面白かったです。過去からの歴史的なコンサートを振り返るというものだったのですが、今回紹介されたのは


吉田拓郎・かぐや姫 コンサート インつま恋(1975年)
全日本フォークジャンボリー(第二回)
吉田拓郎リサイタル(1972年10月 神田共立講堂)
中森明菜 ヒット曲満載コンサート
チェッカーズ 涙の解散コンサート
美空ひばり 伝説の東京ドーム
美空ひばり もう一つの不死鳥コンサート
オフコース・5人が揃った最後のコンサート
THE ALFEE 35周年コンサート(日本武道館)


など。

 拓郎・かぐや姫のつま恋でのオールナイトコンサートは、話にはよく聞きますがあまり映像としては見たことないので、これは楽しめました。ただ、ここでは拓郎さんはなくて、かぐや姫の「なごり雪」「赤ちょうちん」の2曲。正やんが途中からハンドマイクで「なごり雪」を歌う映像を見た事あったのですが、あれはこの時のだったんですね。それにしても、パンダさんが映らないこと。

 そして、次の拓郎さんの映像の前振りとして新宿西口のフォーク集会の映像と、中津川での二回目の全日本フォークジャンボリーを少しずつ。ここで紹介されたのは

ゲンシバクダンの歌/小室等と六文銭
斧をもて石を打つが如く/斉藤哲夫
私たちの望むものは/岡林信康

の3曲。「ゲンシバクダンの歌」というのは初めて聞きました。全編ではなかったのですが、これは面白そうなのでちゃんと聞いてみたいです。斉藤哲夫さんの曲は1コーラスだけで、神様岡林の曲はほぼフルで流れました。この映像は何回も見た事あります。バンドはほとんど映らなかったですが、はっぴいえんどを引き連れて来た時ですね。

 そして拓郎さんは、なんとテレビ東京の秘蔵映像。1972年に神田共立講堂で行われたリサイタルを、テレビ東京が独占で収録してたそうです。今回は「旅の宿」の弾き語りのみでしたが、こういうのはステージの全編を公開して貰わねばなりません。今やらねばいつやるんだと。テレ東にメールしましょうか。画質は良くなかったけど。

 明菜さんのヒット曲満載のコンサートというのは、それまでのシングル曲を全部歌ったというあのコンサートで、パッケージでも発売されてるし今年もBSPで何回か放送されてるし、プレミア感はなかったです。3曲フルで流れたのでファンは喜んだでしょうけど。

 チェッカーズはFINAL TOURの映像でしたが、私はあの「チェッカーズ」という本を読んでますので、「メンバーの心中やいかに」というのが気になってしまいました。2曲ほどオンエアされましたが、さすがに解散の頃にはキャリアも積んでたのでしょうし、曲も良くてパフォーマンスもバッチリ。なんだかんだいっていいバンドでしたね。

 美空ひばりさんは、あの東京ドームでの不死鳥コンサートが少々と、あとはその4か月前の1987年12月13日に、京都会館で行われた復活コンサートの映像が残ってたということでそこからも。実は私はこの方はあまり興味がなく…。

 オフコースは、1982年の武道館10日間連続という、5人揃っての最後のステージでした。これは何回も放送されてるので私も持ってますが、ここからは「さよなら」とアンコールの「Yes-No」でした。

 最後に武道館という会場の話題で、ビートルズの公演も客席の様子はあったのですが、演奏の映像はなし。ビートルズの武道館公演は、武道の聖地を海外アーティストに使わせるなと右翼団体の街宣車による抗議があったことを紹介してましたが、それも女の子の黄色い声援にかき消されてしまったというまとめ方は面白かったです。まさしくそのものだったのでしょう。

 そして、武道館での公演回数が紹介され、最多公演アーティストは矢沢永吉、女性では松田聖子、海外アーティストではエリッククラプトン、グループではTHE ALFEEということでした。THE ALFEEはクラプトンとほぼ同じ回数で、いつも競り合ってるそうですが、ゲストに来てた高見沢さんによるとクラプトンは来るたびに10回くらいやるので、追いついたと思ったらすぐ離されるというのが笑い話。

 最後は、今回坂崎さんと高見沢さんがゲストに来てたので、THE ALFEEのヒット曲を3曲ほどオンエアして締め。

 特に期待せずに見たのですが、結構楽しめました。しかしこれがBSで、それもBSテレ東というのがなんとも。なんだかんだいって、ここの局って結構歌番組に力入れてますよね。こういう番組は半日くらいかけてやって貰ってもいいです。オフコースをここで見て、全編見たいと思う人はDVD買ったりするでしょうし、売り上げ繋がるでしょうに。

 ところで、伝説のコンサートというと、私の場合はなんといっても甲斐バンドの1983年のBIG GIGを挙げます。現在東京都庁が立っている、当時は空き地だった場所で超高層ビルをバックに行う野外コンサートは映像で見ても迫力満点でした。

 野外フェスとしては、1974年に郡山で行われたワンステップフェスティバルを取り上げるべきではないでしょうか。なかなかこういう時には話題に出ませんが。

 そんなこんなですが、今回はなかなか良いものを見せて貰いました。BSテレ東さんには、今後より一層の健闘をお祈りいたします。


やはりバス旅は楽しい

2022年11月26日 | TV番組レビュー

 自分がバスで旅するわけじゃなくて、あの「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の話。元々好きだったのですが、たまたま先日再放送を見たら面白くて、それ以来番組表で発見するたびに録画してしまいます。

 やはり元祖の太川・蛭子コンビの時が面白いのですが、先日見た第三弾の「秋の北海道縦断!」というのは大爆笑しました。これが2008年9月のロケで、ゲストは伊藤かずえさん。とにかく蛭子さんの天然なボケっぷりが全開でたまりません。

 一例では、バスの中で腕時計が凄く進んでいることを太川さんに指摘され、「なんか1週間に1分くらい進むんだよね。」「進んでないと不安で。」と言ってたものの、さすがに進み過ぎだということでその場でジャストに調整。しかし、次の乗り継ぎの際に案内所の時計と自分の時計を見比べて「おかしいよ、あの時計も進んでるよ。」と大騒ぎ。が、次の瞬間「あ、さっき合わせたんだった。」とまた人で大騒ぎ。

 また次には、バス停に到着したときには15時半だったのが、時刻表を見て「良かった! この13時45分に乗れるよ。間に合った。」と大喜びしたり。そのたびに同行のお二人が大笑いするのですが、伊藤かずえさんは女優とはいえ「ホホホ」「ウフフ」という感じじゃなくて、大体「ゲヘヘヘ」と笑うのでそこの意外性(?)も面白かったです。実は私はこの方は若い頃はあまりタイプではなく、大映ドラマに出てた頃もなんとも思わなかったのですが、今は結構好きになりました。人間の好みは変わるものですね。

 それとこの回ではとにかく北海道の景色が良かったので、そこは「ああ、いいなあ」と思いながら見てました。このバス旅の企画は第25弾まで続いたそうで、ルートとゲストによって当たり外れはありますが(失礼)、大体は面白いので受けたのはわかります。今はメンバー変えてやってて、そちらも面白くないことはないのですが、やはりあのコンビが面白かったですね。復活は無理でしょうが、太川さんには今のような陣取りじゃなくて普通にバス旅やって欲しいと思うのは私だけではないはず。


ドラマ「八日目の蝉」ですって

2022年11月19日 | TV番組レビュー

 

 NHKのBSPでは、2010年にドラマ10枠で放送されたドラマ「八日目の蝉」をプレミアムドラマ枠で再放送するんですと。原作は角田光代さんで映画にもなり、ご存じの通り映画は大ヒットで各賞総なめ。日本アカデミー賞では最優秀作品賞をはじめ10冠という快挙。ちなみにそちらでは主演女優賞が井上真央さん、助演女優賞が永作博美さんでした。

 私は映画が大好きで、今ではDVDも持っているほど。何回見たやら。原作も読みましたが、どちらかというと映画の世界の方が好きです。

 そしてこちらのドラマは、不倫相手の赤ちゃんを誘拐して育てる女が檀れいさん、誘拐された女の子が北乃きいさんでした。何回か見る機会があって、元々2010年に放送されたときに面白そうと思ってチラッと見たのですが、なにかそそられるものがなくほどなくドロップアウト。映画の方が後なわけですが、それを見ようとしたきっかけは忘れました。

 最初ドラマの設定を聞いた時は、赤子を抱いたままひたすら全国あちこち逃亡劇を繰り広げ、毎回終盤には刑事が部屋に踏み込むものの寸前で察知して姿をくらませ、「くそっ、また逃げられたかっ!」という緊迫した展開が延々と続くのを想像してました。が、なんか雰囲気は案外ほのぼのしてて、「思ってたより緩いなあ。」ということが脱落の原因だったかと思います。実際に目指すのはそういう話ではないと知ったのが、映画をちゃんと見た後でした。

 ドラマも初回放送後何回か再放送されてますが、その際には見た記憶はあります。が、それも途中まで見た記憶だけでブログにもレビューは残してないので、もしかすると最後までは見てないのかも。今回もまたチャレンジしようかなあ。

 ちなみに「八日目の蝉」とは「一緒に地上に出た仲間がみんな死んでしまって寂しいかもしれないけど、先に死んでしまった蝉たちが見られなかった景色が見られるかも」というような意味合いだそうです。同期入社の同僚たちがほとんど会社に残っていないという還暦間近の私のような年代のものにとっては、なんとも感慨深い言葉ではあります。

 今回のドラマの放送は11月20日(日)スタート。毎週日曜よる10:00~10:49(BSプレミアム/BS4K)だそうです。どーですか、お客さん。


初めて見ました>猪木 vs チョチョシビリ

2022年10月23日 | TV番組レビュー

 先日録画したアントニオ猪木追悼SP<第2夜>は、80年代の試合特集。内容は以下の通り。

スタン・ハンセン戦、唯一ハンセンに逆ラリアート(1980年9月25日)
ラッシャー木村戦、ランバージャックデスマッチ(1981年11月5日)
アブドーラ・ザ・ブッチャーと初対決(1982年1月28日)
長州力戦、最後の蔵前決戦(1984年8月2日)
藤波辰巳戦、実力世界一のベルト(1985年9月19日)
アンドレ・ザ・ジャイアントに初勝利(1986年6月19日)
ショータ・チョチョシビリ戦、初の東京ドーム(1989年4月24日)


 私の場合は猪木信者でもディープなプロレスファンでもないので、今回はチョチョシビリ戦がお目当て。そもそもブッチャーと猪木というのは、あまりかみ合わないように思うし、ラッシャー木村戦というのもその他の対戦に比べると興味を持てず。

 チョチョシビリ戦は初の東京ドーム興行で、なおかつロープを外し円形のマットを敷いての試合。話には聞いたことあったのですが、全編見たのは初めてでした。結構緊迫感があったし、あの裏投げで叩きつけられると確かにダメージありそうなのは見てて思いましたが、猪木がKOされてしまうというのは実際の会場ではどんな反応だったのでしょうか。

 なお、この頃の新日は色々あったので「この時に海賊男が出てきたんだっけ?」「たけし軍団ってこの試合の前に来たんだっけ?」とか思ったのですが、どちらも違いますね。さらに、時々「猪木 VS チチョリータ」という勘違いもしてしまいます。それならそれで面白そうではありますが。

 なお、この試合は異種格闘技戦での初の敗北であり、ナビゲーターの清野茂樹さんは「この時が実質の引退試合だったのではないか。」との感想でした。その辺は、猪木ファンの方の目に当時どう映ったかと気になるところではあります。

 そういえば80年代の試合にホーガン戦が出てこないですね。選ぶ方にもいろいろな思いがあったと思われます。80年代というと猪木選手も色々あった時期ですから、10年というのは本当に長いですね。


猪木 vs ルスカ 面白いです。>アントニオ猪木追悼SP<第1夜>

2022年10月15日 | TV番組レビュー

 

 「ありがとう!俺たちの“燃える闘魂”ワールドプロレスリング アントニオ猪木追悼SP」は、昨夜が第1夜でした。

 その放送内容は

坂口征二と初対決(1974年4月26日)
タイガー・ジェット・シン戦、NWFを奪回(1975年6月26日)
ルー・テーズと初対決(10月9日)
ウイリアム・ルスカ戦、初の異種格闘技戦(2月6日)
ザ・モンスターマン戦、異種格闘技のベストバウト(1977年8月2日)
ボブ・バックランド戦、WWF王座を奪取(のちに無効)(1979年11月30日)

 というもの。

 私はというと、特に猪木ファンとかプロレスマニアというものではありません。プロレスは第二次UWF以降は結構見ましたので、どちらかというと総合格闘技系が好きなものであります。

 昨夜の放送は、70年代の新日本プロレスでの名勝負でした。全部見ましたが、圧倒的に面白いのがウイリアム・ルスカ戦。初の異種格闘技戦となってますが、ルールは当日決まったとか。なかなかいい時代でしたね。

 それはそうとして、ルスカがとにかく闘争心に溢れてて動きも速いし素晴らしいです。柔道着を着てない相手をつかまえるやいなや素早く投げ飛ばすというか、リングに叩きつけるのは鮮やかです。

 普段プロレスの試合の腕ひしぎとか見てると「あれじゃきまらんな~」とか思ったりすることもありますが、この試合では腕ひしぎも肩固めも本気で極めに行ってる感じで、あれはエキサイトします。

 猪木さんの方も、あんだけ投げ飛ばされてものしかかられてもそれほどダメージがない感じで動きが変わらないのがさすが。そして、猪木さんの張り手とか肘打ちをルスカが嫌がる展開というのも緊迫感ありました。

 最後は御存じのとおりバックドロップ三連発でダウンしたルスカ側のセコンドからタオルが投入されたのですが、この時のセコンドがクリス・ドールマンだったのですね。この試合は当時テレビで見ましたが、今見た方が面白いです。

 この番組のナビゲイターは清野茂樹さんで、猪木さんの異種格闘技戦については「色々ありましたが、名勝負があるかと言われたらそれほどでもない。」と言ってて、その中でベストバウトというとモンスターマン戦を選ぶとのことです。

 確かにモンスターマンも強いですけど、私はルスカ戦の方が面白かったですね。ルスカ選手も日本のプロレスのリングに上がることについては色々事情があったのでしょうが、あれだけの動きとファイトを見せてくれたことについてはアッパレです。この試合の結果は、当時スポーツ新聞だけじゃなくて朝日とか読売でも報道されたそうです。注目されてたんですね。

 それにしても、これだけ充実した番組がCSのテレ朝チャンネルでの放送というのはいかがなものでしょうか。テレ朝もあれだけ猪木さんにお世話になったんだし、地上波でもやるべきですね。今月は「朝まで生テレビ」は中止にして「朝までアントニオ猪木」をやるべし。まったく。


マジンガーZ始まりました!

2022年10月06日 | TV番組レビュー

 

 TOKYO MXテレビでアニメ「マジンガーZ」が始まりました。私はリアルタイム世代ですが、放送開始50周年なので1972年開始ということは当時小学3年でした。少年ジャンプでの連載開始が10月でアニメの開始が12月ということは、最初からアニメ化は決まってたようですね。当時は考えた事もなかったですが。

 我が家はジャンプは読んでましたので、漫画の連載の方は大好きでした。かっこよかったし、コメディの要素もあって楽しめたので。巨大ロボットという点では、鉄人28号とかマグマ大使とかジャイアントロボとかあったので、特に目新しいという感じではなかったですが、主人公が直接操縦するというのが斬新でした。あのホバーパイルダーの設定は秀逸でしたね。

 その漫画の連載ですが、何しろ小学生なので毎号読めたわけではなく、買って貰ったり、友人やいとこの家で読んだり、床屋でまとめて読んだりという感じだったかと思います。なので、なんか完結しないまま知らないうちに終わってたという印象。

 アニメの方は最初はまあ許容範囲だったのが、ボスボロットが出てくるあたりで「ケッ」と思った記憶あり。なので最後までは見てないと思います。ちょっと背伸びしたい年代だったのでしょうね。自分も子供なのに、あきらかに子供向けというか幼稚な展開になると反発してしまうという。今回は完全に大人になってますから、最後まで見るかどうかはお色気シーンの有無によります(?)。

 それにしても、調べてみたら当時のフジ系の日曜のこの時間は、アタッチュNO.1~ミラーマン~マジンガーZだったのですね。それで、マジンガーZの裏番組が「アイアンキング」だったそうで、私は両方見てた気がするのですがビデオのない時代にどうやってたのでしょう???


歌える!J-POP黄金のベストアルバム30M 2022年9月18日放送回

2022年09月19日 | TV番組レビュー

 

 BSPでは「歌える!J-POP 黄金のヒットパレード決定版!」という歌番組もありますが、これは「ベストアルバム」というタイトルでスタジオでの生ライブはなく、その日のテーマに沿って過去の様々な歌番組からの映像を集めて放映するもの。

 昨日のテーマは「旅」で、トークゲストは原田真二さん。このテーマなので当然原田真二さんは「タイム・トラベル」でしたが、これが紅白歌合戦の映像。昭和53年の紅白なので、映像がちゃんとあるなら全編再放送して欲しいものです。

 昭和53年の大晦日だとキャンディーズは解散後ですから出てませんが、岩崎宏美さん、庄野真代さん、太田裕美さん、中原理恵さんなど見たい人は色々います。白組ではツイストも出てますし。

 それで今回の他のオンエア曲は以下の通り。

人生を語らず /吉田拓郎
東へ西へ / 井上陽水&押尾コータロー
恋の予感~悲しみにさよなら / 安全地帯
走れコウタロー / 山本コウタロー

 拓郎さんは大きいスタジオにお客さんも入れてやった2003年の「吉田拓郎デラックス」というライブ特番からの映像で、その時の放送でも見た事あります。この時はバンドも豪華だし拓郎さんも絶好調でした。「人生を語らず」は曲として好きなのですが、この時のバンドも豪華でギターが土方隆行さんと稲葉政裕さんのお二人でした。ほれぼれします。

 陽水さんの「東へ西へ」は押尾さんとのデュオで、「貴重な映像」との触れ込みでしたが2005年の番組から。何かの特番ですね。安全地帯は2010年前の「SONGS」からでした。

 そして最後に山本コウタローさんの曲ということで、てっきり「岬めぐり」が出るかと思ったら「走れコウタロー」だったのでずっこけました。これは1995年のBSフォークソング大全集からでした。結構前の映像もありますね。

 考えてみれば、今回の映像はこれの姉妹番組というか「歌える!J-POP 黄金のヒットパレード決定版!」からのものではありません。しかも、こちらの「黄金のベストアルバム30M」ではリクエストやメッセージを募集中とのことです。

 ということは、紅白歌合戦やレッツゴーヤングやSONGSをはじめ、NHKの歌番組で放送されたものはリクエスト可能なのかも。が、番組サイトからメッセージフォームが見当たりません。むぅ~、見たいのは色々あるのに、これはなんとかして欲しいですね。まったく。


徹子の部屋 ゲスト:太田裕美(2022年9月12日)

2022年09月15日 | TV番組レビュー

 

 徹子の部屋は9/12(月)のゲストが太田裕美さんでした。前に見たのは昨年2月のこと。その時のゲストも太田裕美さんでした。(昨年のゲスト出演時のレビューはこちら。

 昨年は闘病の話が中心で、ご主人からの手紙に徹子さんともども涙ぐむ場面があったのですが、今回も闘病の話はあったものの乳がん手術から3年、三か月に1回の定期観察のみで安定しているということもあって、終始笑顔で明るい話が聞けました。それにしても、抗がん剤治療をしていた頃も毎日欠かさず腹筋を50回やってたそうで、それは凄いですね。歌手として、それができないようでは終わりだということで、そこは意地なのでしょうね。笑顔がやさしくて雰囲気もふわふわしてて、とてもそういうキャラには見えないのですが、芯は凄く強いのでしょう。

 ステージ映像は、昨年の筒美京平先生の追悼コンサートから「雨だれ」が披露されました。コンサートの話では、昨年「木綿のハンカチーフ」を歌わないセットリストでやってみたところ、終了後「まさか、歌わないのか?」「木綿なしかよ!」というコメントが殺到して、あればあったで「また木綿か。」「もう聞き飽きた。」という声があるという複雑な胸中をこれも笑顔で語ってました。

 これについては黒柳さんが「ステージで聞いてみたら?」と提案したところ、太田さんは結構乗り気で「今度やってみます。」とのこと。とはいえ、黒柳さんは「聞いてみたら皆さん聞きたいとおっしゃるでしょうけど。」というコメントで、私もそう思います。本当にやりますかどうか。

 その他、デビュー後も満員電車で春日部から通っていたこと(3年半続けたそうです)、子供の頃の実家の話、ご主人との家事分担の話、愛犬十兵衛のことなどなどで、特に十兵衛の写真が多かったですね。

 前に飼ってた柴犬はツンデレ系で、太田さんが家に帰ってきてもソファの上で待つ感じだったそうですが、今の十兵衛は本当に甘えん坊で出かけるときにはピーピー鳴くし、帰ってきた時は全身で喜びを表してまつわりついてくるので、5分くらいは撫でまわして落ち着かせねばならないんですって。可愛いですね。

 そして最後は11月の「徹子の部屋コンサート 2022」の告知でした。トークだけとはいえ、これだけ話題が豊富だと30分はあっという間です。毎回話題を変えて、年に一度くらいは出て欲しいですね。とにかく楽しい話を聞かせていただきました。


加山さん呼んじゃうから

2022年09月12日 | TV番組レビュー

 

 NHKで「ふたりのビッグショー」の再放送をやってます。今回見たのは「加山雄三 加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズ」。先月放送してたのですが、何しろ午前4時からの放送という事で録画だけして忘れちゃってました。ちなみに1994年の番組だったとか。もう20年近く前です。

 実際見たら、思ってたより面白かったです。実は加山さんの歌はあまり魅力に感じないのでワイルドワンズ目当てだったのですが、加山さんの歌も含めて全般にヒット曲多いし、ギター演奏もいっぱい出てきたし、見てて凄く楽しかったです。

 加山さんについては私より一回りくらい上の世代が若大将映画の影響を受けたのでしょうが、芸能人にも好きな人が多いですね。竹中直人さんが若大将映画のレーザーディスクを見る広告を見た事あるし、村下孝蔵さんはラジオに出て「加山さんが、加山さんが、」と熱く語ってたのを聞いたことあります。村下さんはギターがメチャメチャ上手でしたが、あれも加山さんの影響で始めたのだとか。

 なお、今回は全員でグループサウンズメドレーもやってて、画像は「シーサイド・バウンド」を歌ってる場面。加瀬さんはワイルドワンズの曲は12弦で弾いてましたが、今回は結構ジャガーを使ってました。晩年は12弦ばっかりだったので、この辺りは貴重な映像かも。加山さんはいつものモズライトですが、あれは加山雄三モデルでしたか。

 なお「加山さん呼んじゃうから」というのは、「みごろ!食べごろ!笑いごろ!」でやってた「若大将とカバ大将」コーナーでのワンパターンフレーズです。今の若い人は知りはれへんやろなあ…。